出版社内容情報
伝統的商法から脱却できない薬局・薬店やドラッグストアがいかにヘルスソリューション（消費者のニーズに対する解決策）を提供し、顧客重視型の専門業態を確立していくべきかを解説しています。【編集担当者コメント】小売業の業態をテーマとして新店舗の開発プロデュースや既存店舗のリストア指導などに従事し、特に医薬品業界で日本型ドラッグストア業態の確立に貢献してきた著者が、これまでの実績をふまえて医薬品小売業界の今後のあり方を具体例と理論で展開しています。
内容説明
本書は伝統的商法から脱却できない薬局・薬店やドラッグストアが本格的なドラッグストア業態を確立するための指針としてまとめたものである。小売薬業界の垣根を取り壊して、どれだけ大切な顧客に焦点を合わせた経営へと転換できるか。そして、旧来からの「ただ売上を増やす商売」にどう終止符を打つべきか。この２つの命題に関して、さまざまな視点で示唆をした。
目次
第１章 ドラッグストア業態の確立に向けて
第２章 専門強化型ドラッグストアの新戦略
第３章 カテゴリーマネジメントの理論とドラッグストアでの実践
第４章 ロイヤルティマーケティングの展開
第５章 スペシャルティ・マーチャンダイズ・マネジメントの視座
第６章 中規模ドラッグストアの課題と展望
第７章 スーパードラッグストアの適正規模と方途
第８章 ドラッグストアの専門性強化策
第９章 顧客重視型専門業態の確立プロセス
第１０章 ドラッグストア近未来市場への成長構図
