出版社内容情報
米国のPharm D教育テキスト「Basic Clinical Pharmacokinetics」の完訳本。精密な解析や理論中心の薬物動態学のテキストとは趣を異にする逸書です。
内容説明
本書は2つの部分から構成され、最初の部分は臨床薬物動態学の基本原理を再検討しており、2番目の部分は臨床でよく遭遇する問題の提示および解決法を通して特定の薬物に対する薬物動態学の臨床応用を示している。臨床実務の担当者が薬物動態学を臨床の場で容易に応用できるように、その基礎知識を提供。グラフや図で薬物動態学的計算式を解釈できるようにし、ケーススタディを付した。
目次
生物学的利用率
投与速度
望ましい血漿中濃度
分布容積(Vd)
クリアランス(CL)
消失速度定数と半減期
最高血漿中濃度と最低血漿中濃度
適切な式の選択
血漿中薬物濃度の解釈
クレアチニンクリアランス(CLcr)〔ほか〕