内容説明
本書の構成は、処方編と薬剤編からなっており、処方編は各内科疾患ごとに、概説・治療方針と処方の実際に分けて記述している。前者では、その疾患の原因から症状、さらに治療方針を簡略に記述している。後者では、個々の疾患の薬物療法のエッセンスを処方例、注射例をあげて解説し、また、本書では疾患、症状の種類、軽重、推移による薬剤の選択、同種・同効の薬剤の併用、配合禁忌、コンプライアンスの問題などを考慮している。薬剤編では、各疾患群に対する治療薬剤の臨床薬理学的解説、使用法、さらに副作用、相互作用なども記述しており、処方編と密接な関連性を保つように配慮している。なお、各項の末尾には薬剤の一覧表もあげてあり、これは薬物学的な分類ではなく、あくまで臨床的分類によったもので、各項における同一薬剤については相互に参照できるように配慮している。
目次
処法編(呼吸器疾患;アレルギー性疾患;膠原病;循環器疾患 ほか)
薬剤編(呼吸器疾患用薬;アレルギー性疾患用薬;鎮痛薬・解熱鎮痛薬・抗炎症薬;循環器・腎疾患用薬 ほか)
著者等紹介
名尾良憲[ナオヨシノリ]
三楽病院名誉院長
村上義次[ムラカミヨシツグ]
成城木下病院名誉院長
勝健一[カツケンイチ]
大阪医科大学第二内科教室教授
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