出版社内容情報
［月刊薬事］に約２年間にわたって連載された「薬剤師・薬局スタッフに役立つカウンセリング講座の基礎編・実践編」を実用書として再編集したものです。
内容説明
本書では、前半にカウンセリングのプロセスにのっとった理論と演習を、後半にカウンセリングを用いた服薬指導の実践例と解説、そしてグループアプローチや社内研修の実施方法など、“カウンセリング”というものを薬剤師の業務に取り入れる方法について広く扱っています。カウンセリングの学習がまったく初めてであってもわかりやすい構成に工夫しています。
目次
基礎講座（なぜ今、カウンセリングが必要なのか？；薬剤師がカウンセリングを活かせるとき；カウンセリング概論（カウンセラーの原則；問題解決カウンセリングのしくみ）
各論（カウンセリングへの導入；傾聴の技法；問題把握のための技法） ほか）
実践講座（医療者への強い怒りと不信感を持った患者さんへカウンセリングで対応する；点眼薬の使用意義と医師への信頼が狙いでいる患者さんに対応する；感情へ応答したくりかえしによって感者さんの自己決定の支援をする；健康と薬の副作用の不安感に悩んでいる患者さんへの対応例；入院患者さんの不安にカウンセリングで対応する―精神科編１；服薬指導としてのカウンセリングのスタンスを考える―精神科編２ ほか）
