内容説明
屹立する近代女性表現者と稀代のプロデューサー、その知られざる絆の秘奥に迫る!新たな切り口で臨む与謝野研究の道標!
目次
1 編集者鉄幹と表現者晶子―才気と天分の恩寵(和歌革新の旗手鉄幹;「明星」の女性歌人たちと鉄幹;編集者鉄幹の才気―『東西南北』から『紫』へ;窪田空穂の文学的出発と鉄幹;啄木誕生と鉄幹の存在;歌集『相聞』の短歌史的意味;近代女性表現者としての自立―“かひなき女”から“われは女ぞ”への飛躍;“産む性”の自覚と飛躍)
2 異文化体験の反響―ナショナリズムとインターナショナリズムの衝撃(晶子における平和思想―「君死にたまふことなかれ」をめぐって;晶子における大正デモクラシー;晶子における「生きかた」と「暮らしかた」の問題;ヨーロッパ体験の意味―晶子における一九一九年;アジア体験の意味―晶子における一九二八年;晶子における国際性の意味)
著者等紹介
太田登[オオタノボル] 
1947年奈良市に生まれる。1971年天理大学文学部国文学国語学科卒業。1977年立教大学大学院博士課程修了。2005年文学博士(立命館大学)。現在、天理大学名誉教授・台湾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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