内容説明
中世的な物語世界を近世的に捉え直した時代物、庶民の生きざまに悲劇を見出した世話物など現代でも度々上演される近松悲劇のドラマツルギーを究明!
目次
第1部 総論(近松の人となりと作品;浄瑠璃作者・近松門左衛門 ほか)
第2部 時代物(中期)(時代浄瑠璃における悲劇の特質;「やつし」の浄瑠璃化―煙草売り源七の明と暗 ほか)
第3部 時代物(後期)(浄瑠璃劇の完成;近松の対「異国」意識 ほか)
第4部 世話物(通れぬ戸口―近松世話物の場合;近松世話浄瑠璃の劇空間 ほか)
第5部 余滴(近松の魅力―他者への思いやり;近松の現代性―都会の青年たち)
著者等紹介
原道生[ハラミチオ]
1936年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程中退(単位取得)。東京大学文学部助手、横浜市立大学文理学部助教授、明治大学文学部教授を経て、明治大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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