内容説明
日本近代文学の黎明期に独逸流の文学理論を駆使して近代文芸批評を確立した石橋忍月の初の研究書。生い立ちから晩年までの全生涯に亙る評伝を構築し、その文業を実証的かつ精緻に考証した近代文学研究者必携の論文集。
目次
第1章 生い立ち―慶応元年~明治24年7月
第2章 投稿時代―明治20年1月~同21年12月
第3章 民友社時代―明治22年1月~同23年3月
第4章 江湖新聞社時代―明治23年3月~同23年5月
第5章 国会新聞社時代―明治23年11月~同24年5月
第6章 内務省・思想社時代―明治24年8月~同26年10月
第7章 金沢時代―明治26年11月~同30年9月
第8章 再上京時代―明治30年10月~同32年6月
第9章 長崎時代―明治32年6月~大正15年3月
著者等紹介
千葉眞郎[チバシンロウ]
1946年岩手県生まれ。大正大学大学院文学研究科博士課程修了。日本近代文学専攻。目白学園女子短期大学教授を経て、大正大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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