OD>中世時衆史の研究

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OD>中世時衆史の研究

  • サイズ A5判/ページ数 826p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784840636490
  • NDC分類 188.692
  • Cコード C3021

出版社内容情報

時衆について、その成立から衰退に至る過程を概観した初の論文集。時衆について、その成立から衰退に至る過程を概観した初の論文集。
時衆の成立と中世社会における機能と浸透過程・形態、教勢の消長と背景を日本全国を廻って検証し、日本仏教の庶民信仰化と地方展開の中の時衆を意義づける。時衆史研究の新たな地平を拓く論文集である。

序章 時衆研究を行うにあたって?意義、環境、そして課題?
第1部 時衆とはなにか
  第1章 時衆の定義
  第2章 時衆史の再構成
第3章 一向俊聖教団研究の回顧と展望
第2部 時衆の展開
第1章 四条時衆の展開?摂津・河内・和泉国の事例から?
  第2章 霊山時衆の展開?山城国の事例から?
第3章 善光寺聖の展開?信濃国を中心とする諸国の事例から?
第4章 藤沢時衆の展開?常陸国の事例から?
第5章 一向俊聖教団の展開?出羽国の事例から?
第3部 中世社会にはたした時衆の意義?「一向衆」から「時衆」へ?
第1章 中世における「悪」?新仏教成立の基層?
第2章 一遍智真による時衆構築と他阿真教によるその変容
第3章 中世仏教の全体像?時衆研究の視点から?
附 章 近世・近現代時宗と国家権力?時宗における国家観・天皇観?
終 章 
あとがき
初出一覧
索 引


 

小野澤 眞[オノザワ マコト]
著・文・その他

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