内容説明
列島古代の交通や流通を分析し、人・モノ・情報が集中する都城のシステムと古代社会を解明。
目次
第1部 条坊制と条里制(藤原京と『周礼』王城プラン;藤原京の「条坊制」;大和国京南路西条里の諸問題 ほか)
第2部 駅伝制と計画道路(伝馬制以前―ミコトモチの交通;駅伝制の成立過程―国家形成期の都鄙間交通;律令制下の駅伝制―運用・改革と崩壊 ほか)
第3部 水上交通と流通経済(山国の河川交通;遣唐使の道―大運河を中心に;日本古代の交易者―目的とその類型 ほか)
著者等紹介
中村太一[ナカムラタイチ]
1966年東京都生まれ。1988年国学院大学文学部史学科卒業。1995年国学院大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了。博士(歴史学)。2000年北海道教育大学教育学部釧路校助教授。現在、北海道教育大学教育学部釧路校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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