内容説明
1400年前の遣隋使を徹底検証。統一王朝・隋に派遣された倭人は何をみたのか?国際環境や政治・風俗まで、図版を多数収録し紹介。
目次
東アジアからみた遣隋使―概説と課題
第1部 遣隋使と国際関係(『隋書』倭国伝からみた遣隋使;東アジアの国際関係と遣隋使;朝鮮からみた遣隋使;アジア交流史からみた遣隋使―煬帝の二度の国際フェスティバルの狭間で)
第2部 遣隋使とその時代の諸相(推古朝と遣隋使;遣隋使の国書;遣隋使と飛鳥の諸宮;遣隋使の「致書」国書と仏教)
第3部 倭人と隋人がみた風景(倭人がみた隋の風景;隋人がみた倭の風景;遣隋使のもたらした文物)
遣隋使の新たな地平へ―おわりに寄せて
付録
著者等紹介
氣賀澤保規[ケガサワヤスノリ]
専門は中国隋唐史。京都大学文学部史学科卒業(東洋史学専攻)、京都大学文学研究科博士課程東洋史専攻修了。博士(文学、京都大学)。現在、明治大学文学部教授・明治大学東アジア石刻文物研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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