内容説明
畿内・近国の在地領主層で残存する唯一のまとまった史料「朽木文書」を詳細に分析、将軍の近江国動座、守護六角氏の政治的関与の実態等から混迷する戦国期の室町幕府を解明。
目次
第1部 室町幕府と近江国(足利義晴期の政治構造―六角定頼「意見」の考察;近江国湖西の在地領主と室町幕府;佐々木越中氏と西佐々木同名中;佐々木田中氏の広域支配とその活動 ほか)
第2部 朽木氏の研究(室町中・後期における朽木氏の系譜と動向;中・近世移行期における朽木氏の動向―国人領主から旗本・大名へ;朽木氏の針畑庄支配と山門・幕府;中・近世移行期における在地領主の代官請について―山城国久多郷を例に ほか)
著者等紹介
西島太郎[ニシジマタロウ]
1970年滋賀県に生まれる。1992年愛知大学文学部史学科卒業。2001年名古屋大学大学院文学研究科博士課程(後期課程)修了。名古屋大学博士(歴史学)。名古屋大学大学院文学研究科講師(中核的研究機関研究員)、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在、中部大学人文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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