内容説明
「なんだか変」を見抜く!急変対応力が上がる!トレーニングブック。主訴別レッドフラッグ特訓スライド動画&シミュレーションに使えるドクターコール音声付き。
目次
第1章 院内急変への心得(院内迅速対応システム(RRS)
エマージェンシー臨床推論とは
院内急変コールのコツ)
第2章 主訴別に考える院内急変(主訴“意識消失”“心肺停止”―どちらか迷ったら、どうする?;主訴“呼吸困難”―「息苦しい」と言われたらどうする?;主訴“一過性意識消失”―病棟でふらついて転倒? ほか)
第3章 院内急変版エマージェンシー臨床推論ケーススタディ(70歳男性、抗がん剤点滴中にSpO2が低下した―主訴“呼吸困難”;80歳女性、排便後に息苦しさを訴えた―主訴“呼吸困難”;68歳男性、座位で息苦しさを訴えた―主訴“呼吸困難” ほか)
著者等紹介
望月礼子[モチズキレイコ]
救急科専門医。鹿児島大学救急・集中治療医学分野非常勤講師。日本医療教育プログラム推進機構(JAMEP)理事。千葉大学大学院理学研究科修了(生物学修士)。製薬会社の研究職を経て、2002年、大分大学医学部へ学士編入。2007年、自治医科大学附属病院入職。初期研修で臨床推論の奥深さに触れ、屋久島で働こうと救急医となる。2011年からエマージェンシー臨床推論を開発。2015年、彩の国東大宮メディカルセンターでレッドフラッグを活用した研修医教育を開始。2018年より鹿児島大学救急・奄美プロジェクト特任講師として奄美群島で救急関連コースを多数開催した。2022年よりフリーランス救急医。屋久島を中心に離島医療と、全国出張レクチャーで救急度・重症度の評価に重要な“レッドフラッグ”の普及活動を展開中。夢は市民にもレッドフラッグを広めること、南極でペンギンと語りあうこと
才田隆一[サイダリュウイチ]
鹿児島大学病院ICU副看護師長。看護師特定行為研修修了看護師(外科術後病棟管理領域、感染に係る薬剤投与関連)。独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センター附属鹿児島看護学校卒業後、鹿児島大学病院就職。小児科、ICU、救急部、感染制御部を経験し、現在は再びICUで勤務している。2016年、鹿児島大学病院に看護師特定行為研修センターが設立され、第1期生として研修を修了する。その後も研修を受講し、現在は13区分を修了している。救急部に所属していたときに特定行為研修で学んだ臨床推論に興味を持ち、学びを深めているとき望月先生に出会い、臨床推論の楽しさにどっぷりはまり、今に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。