感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
35
新型コロナウイルスの感染対策について、的確な例えを用いながらエビデンスに基づくわかりやすい解説がなされています。著者は感染対策について長年情報発信してきた専門家であり、内容は自分が保証します(仮)。マスクの意義、手袋付けっぱなしの誤謬、店の入り口の消毒薬で「アレッ」と思う感触の正体は次亜塩素酸水など、医療関係者のみならず一般の方も本書で今一度基本を見直すことを勧めます。2022/01/21
Iwata Kentaro
13
献本御礼。まー分かりやすい。そして正確。こう書けばいいんですね、と嫉妬しそうなくらいに上手にまとめている。そして正確。二度言いますが、本屋で買うコロナ本は大多数クソ不正確なので、正確さ大事。2022/01/14
もくもく
3
手に取りやすく、わかり易く、しかも正確で信頼がおける一冊でした。 語りの中で使われている「たとえ話」などが、実に平易であり上手く、「誰かに話す時に、この話題(たとえ話)を使ってやろ~」って思えてくるのが実用的だなあ…。 医療現場だけでなく、一般の職場や組織などでの感染対策知識のまとめにも、利用価値は高いと思いますよ~。2022/03/11
いちじく
3
矢野先生のねころんで読めるシリーズを愛読しているので早速購入。先生の御本は例え話がとても上手でビギナーでもわかりやすい。クラスターが出た時にナースステーションを清潔区域にしておくことの難しさやエアロゾル感染と空気感染の違いを理解していないことによる差別に苦しんだので、レベルの底上げにこの本の例え話を使っていきたい。ただあくまでも入門書なのでさらに細かい実務的なことについては参考文献の利用や他の本との併用が必要だと思うが、感染対策の理解を促すには本当に良い本だと思う。2022/02/07
Yusuke_N
2
例えが一般的で非常に分かりやすい本でした. なにげにエビデンスも参考文献としてきっちり挙げられているし安心して読める本かな.今後変異株がどんどんでてくるとその特徴にっては対策方法も変わってくるかもしれないな.2022/01/22