医師のマナー 患者のマナー―よりよい医療のための提言

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  • サイズ 46判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840458191
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

40年以上アメリカ医療・医学教育の現場を見てきた医師らが、科学偏重の医療において後回しにされがちな医療者のマナーに警鐘を鳴らす。医療者・患者双方の心遣いや礼儀正しさが、お互いの満足度と治療効果をも高めることを実例も交えて明らかにしていく。

バリー・シルバーマン[バリー シルバーマン]

ソール・アドラー[ソール アドラー]

吉田 修[ヨシダオサム]
京都大学名誉教授・天理医療大学学長

大西 郁子[オオニシイクコ]

目次

第1部 よい医療を施すために―医療者へのメッセージ(医療におけるマナーと道徳;思いやりとコミュニケーション;有能な医師のふるまい)
第2部 よい医療を受けるために―患者へのメッセージと医療者へのアドバイス(外来受診の心構え;入院ガイド―病院とはどんなところか;子どもを小児科に連れて行くとき)

著者等紹介

シルバーマン,バリー[シルバーマン,バリー] [Silverman,Barry]
心臓病専門医。1967年オハイオ州立大学メディカルスクール卒業。ヴァンダービルト大学病院で内科の研修を受け、ジョンズ・ホプキンス病院で心臓病学の特別研究員となる。1973年にエモリー大学心臓病学の教員となり、ジョージア州アトランタのノースサイド病院で42年間、診療、教育に従事、25年間部長を務める。また、内科学教育プログラムを体系化し25年間指揮にあたった。現在、エモリー大学で臨床教育を行うとともに、グレーディー・メモリアル病院で心臓病学の特別研究員を指導

アドラー,ソール[アドラー,ソール] [Adler,Saul]
医学博士。米国小児科学会フェロー。米国南東部で最も多忙といわれる特別新生児室の創設者であり、その指導を25年間務めている。現在、オンラインで最大の文学雑誌「Narrative」の副編集者。医療者としてのキャリアに裏付けられた短編は複数の文学雑誌や詩文集に発表されている

吉田修[ヨシダオサム]
1935年生まれ。1960年京都大学医学部卒業。京都大学泌尿器科学教室に入局。京都大学教授、京都大学医学部附属病院長、日本赤十字社和歌山医療センター院長、奈良県立医科大学学長・理事長などを経て、現在天理医療大学学長。京都大学名誉教授。奈良県立医科大学名誉教授。日本泌尿器科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本医学教育学会などの名誉会員、日本禁煙科学会名誉理事長など。高松宮妃癌研究基金学術賞、紫綬褒章、医学教育賞(牛場賞)、Felix Guyon Medalなど受賞

大西郁子[オオニシイクコ]
同志社大学文学部卒業。通訳案内士、会議通訳などを経て、現在、天理医療大学特任講師。英検面接委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tatsuya Michibata

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第1部が「よい医療を施すためにー医療者へのメッセージ」、第2部が「よい医療を受けるためにー患者へのメッセージと医療者へのアドバイス」と2部に分かれています。私第2部に興味があって購入。第2部は、大体私が考えていたことと同様なことが書かれていました。第一部でも私が確認したかったこと=医療は患者と医療者の共同の営みということが、小見出しに「共同作業の重要性」とあったので、満足。驚いたのは第一部に書かれているアメリカの医療の実態(の一部)。本当にこんなことあるんかいな?と思いました。まあ、読んでみそ。2016/11/28

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