出版社内容情報
精神科医であり透析患者である著者が、透析医療の草創期に透析導入となった正編に続き、死に直面しながら透析と向き合ってきた半生を綴った続編。家族の支えにより透析とともに生かされている日々を赤裸々に語る。サイコネフロロジーの課題をコラムで紹介。
【著者紹介】
青葉クリニック 院長
目次
第1部 家庭透析(腎不全からの再生、精神科医としての復活;リスクを分かち合った透析創成期 ほか)
第2部 父と母の死(母親の寿命を縮めた私の透析、自責の念;私という重荷を背負った父の脳梗塞 ほか)
第3部 結核からの生還(止まらない鼻血、下がらない熱;ピンチを乗り切る初めての輸血 ほか)
第4部 クリニック開院(子どもたちと過ごす父親の時間;ただ禄を食む存在ではいたくない ほか)
第5部 父親としての役割(透析を受け続ける父親をもつ子として;透析という死の不安を受け止めた茂男 ほか)
著者等紹介
春木繁一[ハルキシゲカズ]
1940年生まれ。1967年横浜市立大学医学部卒業。東京女子医科大学腎臓病総合医療センター客員教授、島根大学医学部非常勤講師、国際サイコネフロロジー学会評議員・プログラム委員、日本移植学会評議員などを歴任。現在、日本サイコネフロロジー研究会世話人。青葉クリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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