出版社内容情報
ICUで必ず押さえておきたい4つの人工呼吸管理症例(肺炎・敗血症性ショック、ARDS、COPD、術後呼吸不全)に沿って、医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士、薬剤師が、何を見るか、どう動くかを徹底解説。Dr.讃井の集中治療哲学が随所にあふれる一冊!
【著者紹介】
自治医科大学附属さいたま医療センター 集中治療部 教授
内容説明
場面のキーポイントがつかめる。看護師、医師、臨床工学技士、理学療法士、薬剤師…すべてのICUスタッフ必読!
目次
1 肺炎・敗血症性ショック(入院0時間後~初期評価;入院30分後~循環蘇生;入院30分後~感染症治療;入院30分後~人工呼吸器初期設定)
2 ARDS(治療開始24時間後~診断と人工呼吸器設定;ICU第3病日~全身の見かたと管理;ICU第5病日~ARDSが良くならない、さあ、どうする?;ICU第7病日~現代ICUにおける鎮静の基本;ICU第8病日~せん妄の診断と対応;ICU第9病日~人工呼吸器離脱)
3 COPD(救急外来に来た慢性呼吸不全急性増悪患者;NPPV開始2時間後;ICU第7病日~人工呼吸器離脱困難;気管切開から離脱後)
4 術後呼吸不全(術前評価と管理;冠動脈バイパス術後5日~人工呼吸器アラーム対応;ICUにおける急激な呼吸不全の鑑別;抜管と抜管後呼吸不全)
著者等紹介
讃井將満[サヌイマサミツ]
自治医科大学附属さいたま医療センター集中治療部教授。1993年旭川医科大学卒業。麻生飯塚病院で初期研修、新東京病院および自治医科大学附属さいたま医療センターで心臓麻酔・集中治療研修の後、1999年より六年間米国マイアミで麻酔および集中治療の臨床研修を行う。2006年自治医科大学附属さいたま医療センター麻酔科・集中治療部講師。2007年同センターでクローズドICUを創設。2010年東京慈恵会医科大学麻酔科・集中治療部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。