内容説明
アルツハイマー型よりも難しい、レビー小体型認知症の介護。「どうしよう?」「困った…」に対する具体策を徹底解説。
目次
1 レビー小体型認知症とは―その特徴を知る
2 幻視と妄想―見えないものが見える
3 パーキンソン症状―歩行などに障害があらわれる
4 認知の変動―頭の状態の差が激しい
5 レム睡眠行動障害―悪夢で大きな寝言
6 自律神経症状―起立性低血圧・体温調節障害・頻尿・めまい
7 抑うつ症状―意欲や気力が低下する
8 薬に対する過敏性―薬で具合が悪くなることも
著者等紹介
小阪憲司[コサカケンジ]
横浜ほうゆう病院院長。1939年生まれ。金沢大学医学部卒業。名古屋大学医学部精神医学教室講師、東京都精神医学総合研究所副参事研究員、横浜市立大学医学部精神医学講座教授、福祉村病院院長、聖マリアンナ医学研究所所長を歴任し、現在に至る。世界で初めて、レビー小体型認知症を1976年以降の一連の報告のなかで明らかにした。レビー小体型認知症研究会代表世話人、レビー小体型認知症家族を支える会顧問、若年性認知症研究会代表世話人、横浜市立大学名誉教授を務める
羽田野政治[ハタノマサハル]
横浜福祉研究所所長。1956年生まれ。社会福祉法人青葉福祉学院理事などを経て、2002年より、横浜福祉研究所所長ならびに認知症高齢者研究室主幹。現在、同研究所が有するグループホーム(5事業所)、有料老人ホームなどの臨床現場で、介護や職員教育に携わりつつ、認知症の研究活動を精力的に行っている。これまでの過程で開発した“Kyomation Care”は、脳科学を駆使しながら、認知症の人の世界に“共鳴”しながら症状を緩和させていくメソッド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。