内容説明
この本は、心電図モニタリングについての「超・新人」のために書かれたものです。「超・新人」とは、ナースの経験年数に関係なく心電図が嫌いなナース、または心電図モニターから逃げ出したいくらいに自信のないナースを指します。しかし、そういうナースも、実際はモニターから逃げ出すわけにはいかないのです。この本に目を通して心電図に対する拒絶反応をまず解消し、モニターに近づいて毎日少しずつでも自信を深めるきっかけとしてほしいと思います。
目次
モニター心電図を学ぶ前に―ナースはモニターに現れる異常所見の第一発見者!
基礎解説(1)心拍数で「だれの命令か」がわかる―ハッスル社長と忠実な部下
基礎解説(2)12誘導心電図とモニター心電図―12誘導心電図は「記念写真」
基礎解説(3)心電図モニタリングのねらい―心電図モニタリングは「ホームビデオ」
基礎解説(4)モニター用電極の付けかた―3つの電極はどこに貼る?
基礎解説(5)刺激伝導系と心電図の関係―基本波形は「おじさん‐馬‐荷物」で覚えよう
基礎解説(6)脈拍数と心拍数―脈拍数と心拍数は同じ?
リズム 基本(1)正常洞調律、洞性頻脈―脈のリズムはR‐R間隔で見よう
リズム 基本(2)洞性徐脈―リズムは遅いが、規則正しい脈
リズム 基本(3)房室ブロック―おじさんが来たのに馬が来ない〔ほか〕
著者等紹介
武内敦郎[タケウチアツロウ]
京都大学医学部卒業。京都大学および大阪医科大学外科学教室を経て、1963年米国クリーブランドSt.Vincent Charity Hosp.留学。1976年から1994年まで、大阪医科大学胸部外科学教授。附属看護専門学校校長も兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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