目次
第1部 災害看護の理解(災害看護の歴史的展望;災害看護の定義と概要;災害サイクル、災害種類別・対象者別による被害の特徴 ほか)
第2部 看護介入の実際(災害看護の基本と看護の役割;災害時に必要な技術;災害時における「人間」と「生活」を視点にした看護 ほか)
第3部 これからの災害看護教育(生活の側面を重視した災害看護教育の実際;災害看護の現任教育の実際;災害看護研究の動向と今後の課題)
著者等紹介
黒田裕子[クロダヒロコ]
1984年宝塚市立病院看護部勤務。1989年宝塚市立病院副総婦長。1995年阪神高齢者・障害者支援ネットワーク副代表。1997年三重県立看護大学講師。1999年しみん基金・KOBE理事長。2002年日本災害看護学会評議員。現在に至る。阪神高齢者・障害者支援ネットワーク副代表。しみん基金・KOBE理事長。日本ホスピス・在宅ケア研究会副理事長。神戸市看護大学非常勤講師ほか。看護師として勤務の傍ら看護専門学校で看護師の教育にあたる。固定チームナーシング・看護管理・ターミナルケアを専門分野とし、看護師の教育、研修の講師として全国で活躍している。1995年の阪神・淡路大震災以後は仮設住宅支援のボランティア活動の傍ら、同活動を通じての災害看護、ボランティアのあり方、NPOについても、各地、各方面からの要請を受けて講演を行っている
酒井明子[サカイアキコ]
福井大学教育学研究科(教育学修士)。1983年日本赤十字社幹部看護研修。日本赤十字社国際救護語学研修。1984年福井赤十字看護専門学校専任教師。1997年福井医科大学医学部看護学科講師。2003年福井大学医学部看護学科助教授。現在に至る。日本赤十字社蘇生法指導員。ふくい災害ボランティアネット監事。看護学教育方法研究会世話人ほか。福井大学医学部看護学科臨床看護学講座にて急性期看護を担当。主に災害看護の現象の概念化、看護の役割の明確化、教育方法の開発が研究課題。日本災害看護学会災害看護ネットワーク活動実働部や赤十字災害看護研究会に所属し、災害時初動調査および研究活動を実施。阪神・淡路大震災、東海集中豪雨、新潟豪雨、福井豪雨などで災害時医療ボランティア活動を実施する
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