出版社内容情報
《内容》 救急看護現任教育をわかりやすく解説。根拠に基づいた指導方法がわかる。具体的な教育プログラムなど、指導にあたるナースがすぐに使える実践的な内容となっている。救急領域のエキスパートスタッフの育成を目指す人は必読!
《目次》
第1章/わが国における看護現任教育の歴史
I 救急看護教育
II 救急現任看護教育
1.英米における救急現任教育
2.わが国における救急現任教育
III まとめ
第2章/救急医療・集中治療看護の特異性
I 看護の対象
1.小児患者の救急看護の特異性
2.交通外傷患者の救急看護の特異性
3.意識障害患者の救急看護の特異性
4.ME機器に生命維持を依存している患者の救急看護の特異性
5.心機能障害で搬入された患者の救急看護の特異性
6.自殺企図患者の救急看護の特異性
7.感染患者の救急看護の特異性
8.基本的欲求が満たされない患者の救急看護の特異性
9.機器に囲まれて生活する患者の救急看護の特異性
10.まとめ
II 救急集中治療に従事する看護者の心身の健康
調査1.看護者自身の看護に対する受け止めに関する調査
調査2.KJ法による看護環境調査
調査3.燃えつき状態と心的エネルギーの調査
調査4.ストレス度テストによる調査
III 集中治療室に緊急入院した患者が受ける影響
研究1.面接による聞き取り調査
研究2.絵カードを使った記憶の実験
第3章/現任教育の実態
I 看護基礎教育における救急看護教育の実態
II 現任教育の実態調査
第4章/現任教育のプログラムの作成とその妥当性
I 現場で求められる看護者像
1.救急部門看護者の教育環境
2.救急部門看護者に求められるもの
II 救急医療の現場における個人指導の試み
1.新卒看護師の意識の変化をねらった指導の試み
2.看護者のかかわりの変化をねらった指導の試み
3.まとめ
III 筆者が現場で行ってきた現任教育のプログラム
1.M救命救急センターでの現任教育プログラム
2.K病院A病棟での現任教育
3.まとめ
第5章/現場で求められる看護教育
I 救急医療に従事する看護者の教育を取り巻く環境
1.看護師教育の構造
2.救急看護教育の推移
3.救急医療・集中治療看護の特異性
4.集中治療環境が患者に及ぼす影響
II 救急医療看護に関する基礎教育と現任教育
1.基礎教育と現任教育の実態
2.筆者が行ってきた現任教育
3.看護者の継続教育としての現任教育プログラム
III 現場における現任教育の評価
1.個々の事例にみる成果から
2.看護者の意識調査から
終章/まとめと今後の課題
I 新たな課題と方向づけ
II 新たな模索
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