陽だまりの病室で―植物状態を生きた陽菜(ひな)の記録

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陽だまりの病室で―植物状態を生きた陽菜(ひな)の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840404983
  • NDC分類 916
  • Cコード C3047

内容説明

「生」とは何か。「家族」とは何か。静かに輝く小さな命を見守り、支え続けた家族と医療スタッフの、大きな愛の軌跡。

目次

陽菜の誕生
初めての面会、そして最悪の宣告
毎日生きて、育っていける
夫婦が親になっていく
癒してくれるもの
お父さんの気持ち
理性と笑い
奏ちゃんのこと
おっぱい自慢
お誕生日から気管切開へ
家族の時間
インフォームド・コンセント
陽菜のためにできること
ターミナルと言えば…
陽菜、お姉ちゃんになる
お家に帰れたらいいのに
命の力
幸せな秋
日没
喪失感を乗り越えて

著者等紹介

亀井智泉[カメイチセン]
1966年大阪府豊中市生まれ。子ども時代を熊本市で過ごし、中学1年生で再び豊中に。関西大学法学部政治学科卒業。夫の宏行とは大学在学中に出会った。卒業後、母校法学部で職員として3年勤務、結婚のため退職。以来10年間、長野県に在住
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感想・レビュー

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Takeshi Nakazawa

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出産時の事故で低酸素性虚血性脳症に陥り、脳が損なわれたまま生れた「ひな」ちゃん。余命わずかと宣告された小さな命を助けるために、全力で生き、成長をとげた家族の記録。医療スタッフの献身的努力と心のこもった支援を受けて、「ひな」ちゃんは4年間を生き抜く。生の尊さ、死と生の意味、医療技術の限界とケアの奥深さ…。医療に関わる人だけではなく、自分や家族の人生について真剣に考えるすべての人に読んでもらいたい。図書館の閲覧室で涙が止まらず、困りました。2012/01/05

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