内容説明
「生」とは何か。「家族」とは何か。静かに輝く小さな命を見守り、支え続けた家族と医療スタッフの、大きな愛の軌跡。
目次
陽菜の誕生
初めての面会、そして最悪の宣告
毎日生きて、育っていける
夫婦が親になっていく
癒してくれるもの
お父さんの気持ち
理性と笑い
奏ちゃんのこと
おっぱい自慢
お誕生日から気管切開へ
家族の時間
インフォームド・コンセント
陽菜のためにできること
ターミナルと言えば…
陽菜、お姉ちゃんになる
お家に帰れたらいいのに
命の力
幸せな秋
日没
喪失感を乗り越えて
著者等紹介
亀井智泉[カメイチセン]
1966年大阪府豊中市生まれ。子ども時代を熊本市で過ごし、中学1年生で再び豊中に。関西大学法学部政治学科卒業。夫の宏行とは大学在学中に出会った。卒業後、母校法学部で職員として3年勤務、結婚のため退職。以来10年間、長野県に在住
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