内容説明
この本は、健康と老化について学ぶ大学レベルの教科書として編纂している。対象は、生物学、医学、看護学、社会福祉学、心理学、栄養学、社会学、レクリエーション学、公衆衛生学、その他の関連する保健医療の専門職を専攻する学生たちである。内容は、素人にも分かりやすいように工夫されているので、家族間で知識を共有することもできる。取り扱った内容は読者の多様なニーズに合わせているので、大学院生や専門職としてすでに働いている人たちにも、健康と老化についてもっと深く学びたいと望んでいる人たちにも役立つ。
目次
序 健康と老化の研究
1 アメリカの高齢者―その虚像と実像
2 生物学的老化学説と寿命
3 身体構造とその加齢変化
4 身体活動
5 高齢期の栄養と健康
6 高齢期の性活動
7 精神的健康と精神疾患
8 慢性疾患
9 急性疾患と事故
10 治療薬の利用
11 予防と健康増進
12 高齢者の医療
13 長期ケア
14 死にゆくこと、死、そして死別の悲しみ
著者等紹介
今本喜久子[イマモトキクコ]
昭和18年7月24日生まれ。昭和41年3月奈良女子大学理学部生物学(動物学)卒業。4月奈良女子大学大学院修士課程入学。昭和42年3月同中退。4月大阪大学医学部助手。昭和48年3月医学博士(大阪大学)7月カナダ(マッギール大学解剖学)留学(昭和50年7月まで)。昭和50年8月滋賀医科大学医学部助教授(平成7年3月まで)。平成7年4月滋賀医科大学医学部看護学科教授、現在に至る
新穂千賀子[ニイホチカコ]
昭和19年11月6日生まれ。昭和43年3月奈良女子大学理学部生物学(動物学)卒業。4月兵庫県立姫路短期大学助手。昭和55年10月同講師。平成4年8月カリフォルニア大学デービス校(農学部昆虫学)留学。(平成5年8月まで)。平成10年4月兵庫県立姫路工業大学環境人間学部助教授
大徳真珠子[ダイトクマスコ]
滋賀医科大学医学部看護学科卒。阪大病院勤務
加藤智子[カトウトモコ]
滋賀医科大学医学部看護学科卒。北里大学病院勤務
嶋谷可愛[シマタニカアイ]
滋賀医科大学医学部看護学科卒。阪大病院勤務
荻野千里[オギノチサト]
滋賀医科大学医学部看護学科卒。京大病院勤務
上川智子[カミカワトモコ]
滋賀医科大学医学部看護学科卒。東京女子医病院勤務
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