「学び家」で行こう―学習習慣、その幻想から抜け出す

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「学び家」で行こう―学習習慣、その幻想から抜け出す

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840305709
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「シカクいアタマをマルくする」でおなじみの進学塾・日能研のトップが、本当の学力を子どもが身につけるための方法をお伝えします。

今から16年後、2030年には、3人に2人が「今はまだ存在していない職業につく」と言われています。そんな現代を子ども達が主体的に生き抜くためには、どうしたらよいのでしょう。「シカクいアタマをマルくする」でおなじみの進学塾・日能研の代表を務める著者が、世の中の常識になっている「学習習慣」の幻想から抜け出し、子ども達が自ら学べるようになためにはどうしたらよいか、メッセージを送ります。
【こんな読者の方におススメします】
・「学習習慣」をつけることが子どもにはいちばん大事、と考えている。
・クラスの友だちと勉強で競争するのは当たり前、と考えている。
・「困る」よりも「困らない」のほうが良いと、考えている。
・なにはともあれ机の前にじっと座っていることは大事、と考えている。
・わが子には、未来に向かって新しい道を切り拓いてほしい、と考えている。

はじめに ― 「学び」の現場で起きていること
第1章 教わり家から学び家か へ
1.「学び家」ってどんな人?
2.「学び家」だからといって、すべて自分でやる必要はない
3.大切なのは「私が意見を持つ」こと
4.小学生のうちに「しっかり困る」経験をする
5.日能研が板書主義をやめた理由
6.教科書もマニュアルもない世界で起きること
第2章 不安定という自由を子ども達に手渡そう
1.「立ち歩き」だけで、学級崩壊?
2.何でも右へ倣え! ~決めるのが不得意な日本人
3.「安定」という枠に縛られない生き方
4.あえてテストの正解を受け取らない子ども達もいる
5.終わりをつくらず、変化し続けること
第3章 縦につながる学び、横に広がる学び
1.学びの縦関係、横関係とは?
2.公立学校は典型的な縦関係でできている
3.「学び家」が仲間を持つ意味
4.ラーニング・コモンズというスタイル
5.ラーニング・コモンズをめぐる「オンとオフ」の話
第4章 新しい組み合わせが生み出すもの
1.カツオの刺身にマヨネーズという発想
2.物事は一度疑ってみる
3.「なんで?」が大切
4.同じ材料の新しい組み合わせを考える
5.「学び家」と再構造化について
6 知って、手放すこと
第5章 子どもを「学習習慣病」から守る方法
1.「オタク道」に学ぶ賢い手放し方
2.習慣化された行動と意識的な行動
3.個性と学習習慣は“同居”できない
4.わが子を「学び家」にする方法
おわりに― 「学び家」が切り拓く未来

【著者紹介】
1954年、横浜市生まれ。小学生のための学習塾「日能研」代表。子どもの進学後の成長を考え、「課題を見つけ、解決する力」を伸ばす学びを目指す。2005年より「親業訓練協会」会長として親と子、教師と生徒等の人間関係を作るコミュニュケーション方法の普及に力を入れる。またNPO法人「体験学習研究会」を通じて学校における「体験学習」の効果的な活用への働きかけに努めている。

目次

第1章 教わり家から学び家へ(「学び家」ってどんな人?;「学び家」だからといって、すべて自分でやる必要はない ほか)
第2章 不安定という自由を子ども達に手渡そう(「立ち歩き」だけで、学級崩壊?;何でも右へ倣え!~決めるのが不得意な日本人 ほか)
第3章 縦につながる学び、横に広がる学び(学びの縦関係、横関係とは?;公立学校は典型的な縦関係でできている ほか)
第4章 新しい組み合わせが生み出すもの(カツオの刺身にマヨネーズという発想;物事は一度疑ってみる ほか)
第5章 子どもを「学習習慣病」から守る方法(「オタク道」に学ぶ賢い手放し方;習慣化された行動と意識的な行動 ほか)

著者等紹介

高木幹夫[タカギミキオ]
1954年横浜市生まれ。小学生のための学習塾「日能研」代表。2005年より「親業訓練協会」会長。NPO法人体験学習研究会理事、学校法人明星学苑評議員、公益財団法人日本アウトワード・バウンド協会理事、公益社団法人ガールスカウト日本連盟評議員、GEMS運営委員、PAJ(Project Adventure Japan)エグゼクティブディレクター、一般社団法人RQ災害教育センター理事、NPO法人日本エコツーリズムセンター理事、NPO法人日本バイオダイナミック協会理事、ジュニア防災検定評議員、神奈川県警察官友の会副会長、港北警察官友の会会長、UCLAファウンデーション理事、日本エキスパートセキュリティ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

motoryou

2
再読。手段ではなくてこういう「軸」について述べている本はやっぱり好きだな。「学習習慣」という言葉は私もあんまり好きではないし、自分でも使ったことはない。うん、無いと思う。 なんか、何も考えずに思考停止、みたいな感じを受けるから笑。今回の再読で新しく目についた言葉は「手放す」。上手に手放すと、いつも何から新しいものが入ってくる感じ。2021/02/23

motoryou

1
「学習規律」同じように,現場で度々使われる「学習習慣」。学習は「習慣」でするものじゃないのにねー、ってことを率直に伝えてくれる。規律にしても習慣にしても「させよう」とする側からの一方的なおせっかいだな。2015/05/16

epitaph3

1
学習習慣の批判がどうにもよくわからない。基礎基本や自分が考えたいこと学びたいこと、新しいものの構築などを「学習」する、「習慣」(くせ)があることは、自己を変えていくこと、創造的な仕事ができる上で重要だと思うのだが。この本で言う学習習慣の定義は「大人が与えられたものを自動化して取り組むこと」ととらえてよかろう。何も考えず、教えてもらえたことだけを学ぶ危機的な大人に育ってしまうといったところか。それはこの本の考え方で、僕は、「考えるくせ」を「学習習慣」ととらえていいと思う。2014/11/04

motoryou

1
『学び合い』の本とも言えるのではないか。なぜ『学び合い』なのか、を日能研代表が語っている、そんな本。2014/11/01

motoryou

0
拝読。不安定を楽しむことなんだよな〜って思う。「分からない」は、まだ「分からない」でかえっていいこと。安易な「分かる」よりいい。分かりやすく教える」ことに価値を求めなくていい。「分からないけど、おもしろい」になるといいよね。2016/05/21

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