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内容説明
生徒会の増永南です。夏と言えば私、海と言えば私、水着の似合う女と言えば私！ってわけでウチの学校も臨海学校の季節なんだけど、北校舎で水泳部の兼平久美が裏で法行君との結婚を画策してたらしくって、久美の親父さんが「臨海学校最終日の遠泳大会で法行君と久美が二人で優勝と準優勝独占したら結婚させる」とか言い出して。久美の親父さんはこの辺の海一帯仕切ってる大親分で臨海学校でも世話になってるから会長も逆らえないし、ほっといたら実力的に久美と法行君の二人がトップなのは確実だし、さぁどうする？やっぱここは私がイルカにでも乗って横から優勝かっさらうしかないかしら。人気シリーズ第６弾。
著者等紹介
佐藤ケイ［サトウケイ］
第７回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
11
お嬢様学校の生徒が遠泳大会で鮫と戦って撃退した件。なんじゃそりゃ。毎回毎回登場人物はやたらと多いけど、担当巻キャラ以外はたいてい同じ面子だし、意外とスポットあてるキャラ少ないから、カラー絵で挙げられててもあんま本編では出番ないキャラが多くて誰が誰だか状態。まぁいろいろあったけど、最後の花音の挿絵が全て持っていってしまったような。個人的には久美と千秋が好み。2015/11/30
Humbaba
5
例え詳細はわからないとしても、全てがわかっているかのように振る舞う。相手が自分を信用している状態で自信たっぷりに行動すれば、足りない情報は相手が勝手に埋めてくれる。そうやって振舞っているうちに、相手の自分に対する信頼は更に強化される。そうやって培われた信用は非常に強力な武器になる。2016/06/19
Humbaba
3
全力での勝負．それは，簡単なようでいてなかなかできることではない．競いあう相手がいれば，一人だけでは到達できない場所まで行くことができる．その気持ちよさというのは，何事にも代えがたいほどに貴重なものである．2012/01/27
giant★killing
2
キャラが固まってきて面白くなってきた(^o^)。内容は臨海学校にての遠泳大会。圧倒的なタイムを誇る法行と久美の間で大会前にワンツーフィニッシュする約束をするが、周囲がそれを結婚話と勘違いし…。相変わらず法行に対する周囲の執念が恐ろしい(ﾟoﾟ;;。スポーツマンシップとかないのか？学院の生徒は…恋する乙女は強しということだろうか(苦笑)。久々に花音さん活躍してましたね^ ^。千住家のお嬢様の貫禄…。そして、法行と同じ特組になるための執念。海況の完璧な把握って何それ怖い^^;。次巻も積んでるので読みます。2014/11/13
はつかねずみ
1
メインは久美で臨海学校。 周囲の思惑ですんなり動けなかったけど、久美本人は素直で裏がなく、非常によかった。 しかし、今更ではあるんだけどこの学校ってお嬢様学校だったんだよね？ なんか非常に武闘派揃いで、お嬢様っていうイメージが……。 後、本気の花音すげぇ。2014/02/01
