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内容説明
二人きりになってしまった矢代純と早瀬綾佳のもとに、京都で不穏な動きがあるという知らせが届く。そこには、以前純たちをつけ狙った男の気配もあった。迷いながらも京都行きを決めた純と綾佳の前に、決別した仲間の影がちらつく。不安定な体を抱えながらも、自分にできることはしたいと望む純。その純の思うようにしてやりたいと願い、自分の体に起き始めた不調を隠して動く綾佳。そして、変わってしまった水藤深矢。行き止まりに入り込んだキメラたちの行き着く場所は―。第12回電撃小説大賞“金賞”受賞作シリーズ、感動の完結編。
著者等紹介
来楽零[ライラクレイ]
1983年5月6日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
7
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 二人きりになってしまった矢代純と早瀬綾佳のもとに、京都で不穏な動きがあるという知らせが届く。そこには、以前純たちをつけ狙った男の気配もあった。迷いながらも京都行きを決めた純と綾佳の前に、決別した仲間の影がちらつく。不安定な体を抱えながらも、自分にできることはしたいと望む純。その純の思うようにしてやりたいと願い、自分の体に起き始めた不調を隠して動く綾佳。そして、変わってしまった水藤深矢。行き止まりに入り込んだキメラたちの行き着く場所は―。 2008/01/01
ソラ
2
【整理・再読】2021/07/23
objectNui
2
せつねぇ、せつねぇよー。感動巨編というより切ねぇ巨編。でもきっちり終わってくれてよかった。落としどころが見つかってよかったというか。2009/07/20
永山祐介
2
あるべきところにきちんと着地できた、幸せなシリーズだったような気がします2007/06/13
彼方
1
キメラ達の物語完結。中盤まではそれぞれの想いがすれ違って読むのが中々つらかったです、真里や戸塚さんが動き始めてからは良くなりましたが…、個人的には純が自分勝手で、仙谷は勝手に満足して消えていったところがなんかなぁ…ラストの綾佳が誰の助けも借りずに生きてくのも…タイトルの通り哀しい物語でしたがちょっと思うところがありますね…。展開も初めの巻の方が纏まってた気がします、イラストも目がまるっこくなりすぎなような…。とにかくすれ違っていても最後キメラ達は満足してたと思いますしいい作品だったと思います。2014/10/01