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内容説明
凄惨な吸血鬼事件に震撼する街の片隅で、可憐な少女の姿を借り、それは突然現れた。「俺はDDF/AH‐07JD。空電体を駆除するため言基体から派遣された進攻体だ」―その瞬間から、彼の運命は変わり始める。スラムを束ねる男の暴走、中華街の長の失踪、到来する武器商人と息を潜める暗殺者。そして、人々の間に見え隠れする異形たち…それぞれの願いのために、彼らは荒廃した街を駆ける。『我が家のお稲荷さま。』の柴村仁が放つ新感覚フルスピード・サスペンス、開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
siota
3
最初から独特の世界観、用語がほとんど説明なしに入ってくるので非常に分かりづらい。が、ここが不思議なんだけど、分かりづらいけど読みづらくはない。少なくともライトノベルにしてはかなり読みやすいほうだったと思う。後半から世界観が明らかになってくると、俄然面白くなってくる。いろいろ放置されたままの部分もあるけど、あえて説明しなかったんだろうか。2011/12/13
ソラ
2
【整理・再読】2021/07/25
ソラ
2
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 凄惨な吸血鬼事件に震撼する街の片隅で、可憐な少女の姿を借り、それは突然現れた。「俺はDDF/AH‐07JD。空電体を駆除するため言基体から派遣された進攻体だ」―その瞬間から、彼の運命は変わり始める。スラムを束ねる男の暴走、中華街の長の失踪、到来する武器商人と息を潜める暗殺者。そして、人々の間に見え隠れする異形たち…それぞれの願いのために、彼らは荒廃した街を駆ける。 2008/02/01
あわうみ
2
色々詰め込みすぎな感じがあり、全体的にストーリーがよく分からなかった。登場自分物は悪くなかったと思う。でもこんな雰囲気の本も書けるとは、柴村さん多才ですな。2012/06/28
ブナ太郎
2
表紙の絵が気に入り、衝動買いした作品。我が家のお稲荷さんとは打って変わったシリアスなハードボイルドSF作品だった。雰囲気は少し海外作品っぽく、混沌とした中華街がどこか劇場版攻殻機動隊を彷彿とさせる。一応、この1冊で完結するが、個人的に登場人物が魅力的で雰囲気も好きなので、続編を読みたくなる作品だ。2009/05/25