電撃文庫<br> リリアとトレイズ〈4〉イクストーヴァの一番長い日〈下〉

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電撃文庫
リリアとトレイズ〈4〉イクストーヴァの一番長い日〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840234276
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

トレイズが借りたという湖畔の別荘で、年明けを迎えることになったリリアとアリソン。気を利かせたアリソンが一人街に出て、リリアとトレイズ二人っきりの大晦日になる。トレイズは、この機会に“自分が王子であること”をリリアに告げるつもりでいた。しかし―。年越しの瞬間、リリアとトレイズの、穏やかな年越しは一変する!二人はイクス王国を襲った犯罪へと巻き込まれてしまったのだ。リリアとトレイズ二人で反撃を開始するが、事態は望む方向には動かなくて…。“イクストーヴァの一番長い日”完結編!巻末に短編サイドストーリー「メリエルとトレイズ」をスペシャル収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

26
リリアとトレイズで一番好きなストーリー。 今回出てくる悪役は悪である事は確かかもしれないけど彼らを頭から否定する事ができないんだよなぁ 親からの復讐をしようとするクレアとそれをサポートしながらも最後の一線だけは守られせるエルバーの関係は特別なもの。 今回の事件はアリソン達親世代から始まった因縁であり、それをヘタれではあるけどもトレイズが頑張って終わらせた トレイズはヘタれ加速してる気がするけど笑 少佐の大尉へのあの言葉は重みがあるな 今回の主役はトラヴァス少佐だったとも言える2013/06/03

まりも

20
再読。リリアとトレイズが国家を揺るがすテロ事件に巻き込まれる話。親世代の時に起きた事件が時を超えてこのような事件に繋がるのは悲しいですね。そんなテロ事件を王家の一員として解決させようとしたトレイズ、リリアの純真な心が印象的です。大人組の方が読んでいて頼りがい、安心感はあるけどこの物語の主役は子供たちだという事がよく分かる話でした。肝心な所でヘマをするトレイズには包容力があってお淑やかなマティルダさんの方が似合っている気がしますね笑2015/01/04

Yobata

17
イクス王国の女王がテログループに離れを占拠され、命を賭してその情報を伝えに来た護衛の女性によって事態を知ったトレイズはリリアを連れ、離れに潜入することに。王家に伝わる“イクストーヴァの秘宝”を要求するテログループの素性も判明し次第に行動が過激になっていく中でトレイズの作戦は…。そして秘宝とは…?イクス編後編。テログループのリーダー・ラウリーは案の定オーウェン・ニヒトーの娘クレア・ニヒトーで目的は復讐だったね。クレアの部下が実は彼女の復讐心を利用して秘宝を奪うという真の目的がある…ぐらいの設定が作り→2014/01/04

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

13
今日こそはリリアに自分が王子であることを告げるつもりでいたのに、思わぬ騒動に巻き込まれた二人。果たして長い夜は無事明けるのか・・?シリーズ第4弾「イクストーヴァの一番長い日」完結編。サイドストーリー「メリエルとトレイズ」も収録。それにしてもだてに何年も女王をやってはいなかったのですね。思わぬフランチェスカ女王の芯の強さを見せつけられました。「メリエルとトレイズ」はチビトレイズがかわいすぎ!素直というか単純というか。おちょくって遊びたいです(笑)★★★★2011/08/03

秋庭誠

12
カルロの未来予想図(?)かわいい!内容ですが、確かにその宝は今となっては、役に立たないものだったね・・・。2012/06/14

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