電撃文庫 ダビデの心臓〈２〉

スズキ ヒサシ【著】

アスキー・メディアワークス（2004/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 332p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840228510
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

疲れ果て、流浪の旅先で出会ったのは同じ導き手を持つ少女、千尋。「あなたは敵？それとも味方？戦わないのなら、邪魔しないで」なんの衒いもなく、なんの迷いもなく、その少女は生きるために刀を振るう。澱み腐りきった現世の迷い子―二人のこの出会いは、さらなる受難の始まりであった！！ソロモン紀が生んだ歪み、誉守也。切に願っていた姉、笙子との意外な再会。明日馬の行く先には、煉獄の炎が付きまとう。この地上に、呪われた末裔の安息の場はあるのか―。現代に甦る異端の神話、第２弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みどり]

ちゃんと読んでいたけど、3巻が見つかりません。

2018/08/18

[いっしー]

作者とキャラ対談のあとがきって割と高確率で大惨事になるよね。コップクラフトの賀東先生は凄いなあ。前巻に引き続き、基本逃げの姿勢が行動にも精神にも現れている主人公。殺人を忌避したり甘ちゃんな自己正当化をするのは人並みの感性ということでまあ許せるのですが、話がまったく盛り上がらない、面白くならないのは物語として致命的ですね。作者の力量不足ももちろんありますが、むしろ担当編集の方にこそ、なんだってこんな山も谷もないプロットを通したのか、ちゃんと仕事してんのかよお前とツッコミを入れたくなりました。

2015/10/11

[銀]

こちらも､曖昧…主人公が組織に入る話｡色んな人たちが登場

[永山祐介]

今ひとつ主人公が自分の立場を決めきれず、うじうじしてるのがちょっと辛い。それに、どうも自分の立場を貫く姿勢が欠けているので先々芯が通ると良いなあ。姉は……こういう人だったんですねえ。今後また出番があるでしょうけど、その際に主人公がどういう態度を取るのかが興味あるところ。

2004/11/08

[ゲシャン]

姉との再会。組織への参加。そして組織の闇へ

2008/11/11