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出版社内容情報
「6月24日は全世界的にUFOの日」
新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。驚いたことにプールには先客がいて、手に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った……。
おかしくて切なくて、どこな懐かしい……。ちょっと“変”な現代を舞台に、鬼才・秋山瑞人が描くボーイ・ミーツ・ガールストーリー、登場。
内容説明
「6月24日は全世界的にUFOの日」新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。おかしくて切なくて、どこか懐かしい…。ちょっと“変”な現代を舞台に、鬼才・秋山瑞人が描くボーイ・ミーツ・ガールストーリー、登場。
著者等紹介
秋山瑞人[アキヤマミズヒト]
1971年生まれ、山梨出身。東京某所在住。『E.G.コンバット』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カピバラKS
81
●2000年代初頭(平成10年代前半)に刊行されたセカイ系ラノベの傑作だ。●本シリーズは、スマホはおろかケータイも珍しい時代の中学生達の青春を、不穏な世界を背景に描く。物語は、概ね明るく軽やかに展開していくが、終幕に近づくにつれて暗い雰囲気に堕ちていく。この展開はエヴァ(TV版)に似ているが、エヴァ(TV版)と異なり、痛切極まる感涙と爽やかな感動がある。●さて、本巻では「六月二十四日は、全世界的に、UFOの日だ」と高らかに謳われる。UFOの絡む謎めいた青春物語のスタートだ。2025/06/24
ひめありす@灯れ松明の火
68
「6月24日は、全世界的に、UFOの日だ。」なので今年は念願かなって6月24日に読むことが出来ました。最初に読んだのはまだ中学生だった頃。そのせいか、なんとなく今読んでるものとは違う感じ。「電気の味がするよ」に一目ぼれしたのが懐かしい。ぶっ飛んだ先輩、ひと夏の阿呆、色素薄い系の転校生、明るくてちょっぴりツンデレ押しかけ女房な同級生、ブラコンの妹。と、中学生の心を持つ文系男子(と一部女子)の心をぐっと鷲掴んで離さないキーワードてんこ盛りのライトノベルでした。今読み返しても青くて臭くって、眼を離せなくなります2017/06/24
た〜
65
(発掘再読)シリーズ物、では無く一つの物語の連載の最初の1冊。なのでここまでの段階で評価は難しい。基本的にはSFの匂いが漂うラブコメかな?2014/01/15
かえで
64
基地のある街、園原市の中学校に通う浅羽直之は夏休みの終わりにイリヤという不思議な少女と出会い‥。ライトノベルですね。SF&ボーイミーツガールの王道ジャンル。涼宮ハルヒあたりに影響を与えてそうです(イリヤの空のほうが先です) ライトノベル特有の表現のクドさは私にはあまり合わないのだけど、そうまでしても読みたいと思わせるほど内容は面白い。初めはちょっとした日常ものと思わせて、でもところどころで物騒な設定やワードが出てきて「これたぶんとんでもない展開になっていくな」と思わせる。続けで2巻以降も読んでいきます。2021/08/19
とら
56
名作と呼ばれ、絶賛されているので読んで見た。セカイ系の話らしいがまだその片鱗しか見せておらず、どうなるのか予測出来ない。そして、全然ラノベらしく無い。キャラクターはラノベらしく見せているけど、内容は全然一般向けに出来る程。まあ、全4巻の内の1巻目なので、これからどう話を転がして、名作と呼ばれる位まで持っていくのか楽しみ。2011/06/19
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