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出版社内容情報
覚醒した5基のネクロノームを我が物とするため、コスモ・マトリックス、ファウルス、在日米軍、隠言宗涅懼髏之夢派の4者が、激しい争奪戦を続けていた。そして、そんな各派の思惑に運命を翻弄される<ネクロノーム>に選ばれし5人の若者達……。
しかし、そんな闘いを嘲笑うかのように母機(マザー)<N>が遂に目覚めの時を迎えた。
突然、人類を襲う天変地異。地球の危機を感じた脇屋光頼、神足えり達5人は、お互いの反目を乗り越え、人類を救うために、<ネクロノーム>とともに、母機に立ち向かっていく……。
朝松健が描く新たなるクトゥルー神話、遂に完結
内容説明
覚醒した5基のネクロノームを我が物とするため、コスモ・マトリックス、ファルウス、在日米軍、隠言宗涅懼髏之夢派の4者が、激しい争奪戦を続けていた。そして、そんな各派の思惑に運命を翻弄される“ネクロノーム”に選ばれし5人の若者達…。しかし、そんな闘いを嘲笑うかのように母機“N”が遂に目覚めの時を迎えた。突然、人類を襲う天変地異。地球の危機を感じた脇屋光頼、神足えり達5人は、お互いの反目を乗り越え、人類を救うために、“ネクロノーム”と共に、母機に立ち向かっていく…。朝松健が描く新たなるクトゥルー神話「秘神黙示ネクロノーム」遂に完結。
著者等紹介
朝松健[アサマツケン]
1956年生まれ。出版社勤務を経て、「魔境の幻影」でデビユー。クトゥルー神話研究の第一人者でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴィオラ
8
巨大ロボ+クトゥルー物として、デモンベインにも繋がっていった(のかもしれない)作品として、ある程度の評価は出来る作品だと思うけれど、正直小説として楽しめたかというと微妙な感じ。 なんか急にみんな仲良くなっちゃうのはアレだけど、南極大陸での大決戦!で盛り上がって来ました!…って所で終わっちゃうので、どうしてもポツンと置いてけぼりをくらった感が否めない(^_^;) これは僕個人の好みの問題として、ここまで広げた風呂敷はちゃんと閉じて欲しかったなぁ、と(^_^;)2018/02/21
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
2
**ネタバレ**個人的に、純文学とライトノベル(以下ラノベ)にはそれぞれ異なる長所・短所があると考えています。社会的には扱い辛い"タブー"についても"マンガ小説だから所詮作り話に決まっている"という純文学にはない"色メガネ"こそがラノベの可能性であり長所であると。本作は"這い寄る混沌"がラスボスと、構成こそ読者層に合わせて単純化されておりますが、荒唐無稽、結構!問題発言、結構!私は社会の眼や言論の責任に拘束された純文学と自由なラノベのいわば"良いとこ取り"をした新しい文学を読んでみたいと常々思っています。2012/03/31