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出版社内容情報
北海道で暮らす8人の女の子たちの、憧れ、夢、不安、恋心、悲しみ、などさまざまな心の揺れを描いた10の作品集。バレンタインに、渡す相手もいないのにチョコレートを買ってしまった春野琴梨が、いつか渡す相手に想いを馳せる表題作。夢を誰にも話せない川原鮎が、胸の内を打ち明ける『いつか見た夢』。家が嫌いな左京葉野香が、兄と喧嘩をして飛び出す『あたしの帰る場所』など、女の子の心情が瑞々しく描かれていく。「電撃ドリームキャスト」で好評を得た、大ヒットゲーム「北へ。 White Illumination」のプレストーリー。NOCCHI氏描き下ろしのイラストも収録し、ここに完成。
内容説明
北海道で暮らす8人の女の子たちの、憧れ、夢、不安、恋心、悲しみ、などさまざまな心の揺れを描いた10の作品集。バレンタインに、渡す相手もいないのにチョコレートを買ってしまった春野琴梨が、いつか渡す相手に想いを馳せる表題作。夢を誰にも話せない川原鮎が、胸の内を打ち明ける『いつか見た夢』。家が嫌いな左京葉野香が、兄と喧嘩をして飛び出す『あたしの帰る場所』など、女の子の心情が瑞々しく描かれていく。「電撃ドリームキャスト」で好評を得た、大ヒットゲーム「北へ。White Illumination」のプレストーリー、NOCCHI氏の描き下ろしイラストも収録し、ここに完成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぬ
2
【再】北海道を舞台にした同名ゲームのノベライズ。電撃DCで連載していた時は追っかけながらリアルタイムで読んだなぁと感慨しきりで再読。面白さはやっぱり変わらない。 原作ではヒロイン間の繋がりが薄かったので、リレー方式でヒロインの話が紡がれていくこの方法はとてもよかった。どの話もとても完成度が高くて、特にめぐみ・薫・由子・梢の一連の流れが秀逸。 キャラクターデザインのNOCCHI氏書き下ろしの儚げでナイーブに描かれている挿絵もgood。特に扉絵の寒空の下で深呼吸をしている琴梨ちゃんがとても可愛い。2011/07/20
はばたくキツネ
2
五條瑛氏のデビュー前の別名義作品とのこと。RED出身だったのか。ゲームのノベライズとしては出色。イメージに合ったナイーヴな文体が好感触。本編では希薄だったヒロイン同士の横の繋がりが意識されていて良い。葉野香とターニャの絡みがなかなか。2011/05/31
しゃお
2
ドリームキャストで出ていたゲームからの小説化で、少女たちがほんのちょっと成長する話がいくつも収められています。その中では「コンプレッス・シグナル」という話が好きかな。ちなみに著者は五條瑛の別名義。それを知らなければ読まなかっただろうなぁ(笑)。2009/03/09
K´
0
五條瑛氏の別名義作品だと知って、数年前に読んだ。上手く行かない日々が続く時に読むと救われる思いがする……かもしれない。
hayabusa8823
0
この本が出版された当時は1999年だったので、作中に今は無き「札幌そごう」などが登場して懐かしい気持ちになった。2015/07/01