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出版社内容情報
「記憶喪失で推定年齢13歳で、人類最後の生き残りかもしれないわたし…でも平気。わたしには、みんながいるから。スパイク君やアンジェラさんやクレリックさんやリーブスさんやトリガー君がいるから。だから平気…」 廃虚に家族同然のロボットたちと住む少女ハルカはある日、自分そっくりの女の子を見かける。……もしかして自分以外の人間が生きてたの? 大捜索の末、ようやく出会ったその女の子はイーヴァと名乗り、そしてその正体は!? ハートウォーミングSFコミックがついにノベライズで登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおた
12
10年以上ぶりに読むといろいろ粗も見えるけれど、勢いや優しさが初期の頃からしっかり出ているのがうれしい。やっぱり物語の熱量こそが秋山瑞人を読む理由だと思うし、キャラクター一人一人の強がりが熱さの源になっていると思う。しっかり布石を打って2巻目へ。2018/01/21
Dash-Checker
4
何回目かわからないが再読。文体もストーリーの熱量も凄まじい。引き続き下巻へ2017/04/05
すったもんだ
3
20年前くらいに読んだ作品。この綱渡りな日常に異物が突然舞い込んできて、最初はおっかなびっくりだったけど徐々にみんなが楽しくなってきて、けれどどこか不穏分子はぜったいに潜んでいて、それとはべつの、ひとつのなんでもないことをきっかけにして氷点下まで突き落とされる感覚ってーのはこの人の文章でしか味わえないと思う。言葉にするとテンプレでともすれば退屈になりそうなんだけど、秋山の書く文章はめちゃくちゃ生々しいから、ルークに殺されそうになる場面とか、こっちまで涙が滲むくらいに足元がぐらつく。2024/09/13
微塵子大魔王
3
感想はまとめて2巻にて、2024/06/17
ktkt
3
廃墟でロボットと生活している女の子が自分そっくりのとボットと出会って...というSF。コメディタッチの日常の中にちらっと見える危うさがたまらんね。ギリギリのところでバランスを保っていた日常が一気に崩れていきそうなところでこの巻は終了。『猫の地球儀』も『イリヤ』も既読なので何かしら悲劇は避けられないものだと覚悟を決めて下巻へ。2024/07/01
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