メディアファクトリー新書 漫画・電通鬼十則

柴田 明彦/能田 茂【著】

メディアファクトリー（2013/08発売）

• サイズ 新書判／ページ数 224p／高さ 18cm
• 商品コード 9784840152945
• NDC分類 336.04
• Cコード C0230

内容説明

電通に伝わる「鬼十則」をご存じだろうか。「仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない」（第１条）から「摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる」（第１０条）に至るまで苛烈で、異様なまでに熱いメッセージが詰まっている社訓である。１９５１年の制定だが、その言葉は今なお鮮烈さを失わない。伝説の電通マンが体当たりで会得した鬼十則の真実を堂々漫画化！

目次

第１条　仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきでない。
第２条　仕事とは、先手先手と「働き掛け」て行くことで、受け身でやるものではない。
第３条　「大きな仕事」と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
第４条　「難しい仕事」を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
第５条　取り組んだら「放すな」、殺されても放すな、目的完遂までは…。
第６条　周囲を「引きずり回せ」、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
第７条　「計画」を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
第８条　「自信」を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
第９条　頭は常に「全回転」、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
第１０条　「摩擦を怖れるな」、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

著者等紹介

柴田明彦［シバタアキヒコ］
１９５９年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。８３年に電通入社、新聞局出版・コンテンツ開発部長、業務推進部長等を歴任。２００６年に退社し独立。Ａ＆Ｙ　ＴＲＵＳＴ　０９１５、（社）ＮＳ人財創造機構を設立。企業・団体の広報・宣伝、販売に関するコンサルティング、営業研修の他、大学でキャリアプログラムなどの講師を務める

能田茂［ノダシゲル］
１９５８年、東京都生まれ。１９８１年、ヤングジャンプ増刊にてデビュー。その後、精力的に創作活動を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

電通の社是から電通の話しが始まるが中々暑そうな会社だなと思った

2013/11/05

[てつＪａｐａｎ]

【○】この心得の激しさは、心に残ります。責任３箇条も「○○は組織の癌である。削除せられるべき・・・」はすごい。別の電通鬼十則の本も読んでみたい。

2015/05/31

[beautiful sky]

良い事言ってます。そうだよなぁーと思いながら。年齢が進んで可能性はいろいろと限定されてきたところはありますが、その分深いところまで見えてきだして非常に面白くなってくる。誰も注意してはくれないし、こういう本で軌道修正しながら、振り返って、良かったよく頑張ったと思える良い社会人生活を送りたいと思います（数えきれない程やった再覚悟）

2015/06/07

[kaeyabu]

漫画もあって読みやすかった。 仕事に関する心意気は今も昔も変わらない！

2013/09/19

[せんさん]

今月は、この本を3回繰り返して読みました。この歳で、反省ばかりですが、これからの社会人として、勉強になりました。

2013/10/26