- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > MF文庫 ダ・ヴィンチ
内容説明
なにをやっても空回りの一也は心機一転、宮崎から東京へ。上京してみるもののやっぱり空回り。地元にもどって“腰掛け”といいながら公衆保健センターで働く彼が興味を持ったのは、同じ職場の先輩・彰司さんだった…。映画『ひまわりと子犬の7日間』から、低空飛行な青春サイドストーリーが登場!巻末に映画初出演、一也を演じたオードリー・若林正恭さんインタビューも収録。
著者等紹介
平松恵美子[ヒラマツエミコ]
1967年岡山県生まれ。92年鎌倉映画塾に第1期生として入塾。在塾中の93年、見習いとして『学校』(93/山田洋次監督)に参加。以降、山田組の助監督として数々の作品に参加。『十五才学校4』『武士の一分』『母べえ』で第24回・30回・32回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。『ひまわりと子犬の7日間』が初監督作品となる
杉江松恋[スギエマツコイ]
1968年東京都生まれ。小説、主にミステリー書評の分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
呼吸が清々しい太陽
6
恋人もいない。バイトをしても長続きしない。自信のない一也が保健所の動物を殺処分する仕事に就き。。。最初は人付き合いの下手な一也が恋をしたり応援していたが、「どうせ腰掛けの仕事だから」と何度も職場で言ったり「凶暴な犬は処分すれば良い」とか自信ない割には自暴自棄で直ぐ諦め、思いやりもない。主人公としてここまで応援出来ない人も珍しいなあ。世代で括るのは違うが、所謂ゆとり世代の悪いかたまりの様で、関わっても損するだけの人だ。笑2014/03/17
りんりん
6
映画を見た後に読んだため、一也が若林さんにバチっとハマっていてとても面白かったです!続編があってもいいなと思いました。2013/04/28
しま
4
若林ファン必読って書いてあったから読みました。我ながら素直。2013/02/19
くろす
2
2013/01/28購入。 映画「ひまわりと子犬の7日間」のサイドストーリーとして書き下ろされた作品。 佐々木一也の成長物語。 スピンオフなので映画を見るなり、本編を読むなりしてからのほうが良いかもですね。 巻末に映画で佐々木一也を演じたオードリー・若林正恭氏のインタビュー有。 口絵部分には、ひまわり役の女優犬イチとの写真も。2013/04/28
ねぎ
2
映画を見たあと実は若林は犬が苦手と知り、興味を持って読んでみました。また違った角度から映画のストーリーを読むことができました。今までオードリー春日の相方としか認識していませんでした・・若林ファンの皆様すみませんでした。2013/04/14