MF文庫
ダメダメ人間―それでも走りつづけた半生記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 227p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840146883
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

鈴井貴之、自伝的私小説第2弾。アーティストであり映画監督であり文筆家でもある鈴井貴之が、大泉洋、TEAM NACSを生み出したクリエイティブ集団「クリエイティブオフィスキュー」設立後のダメダメ時代の過去を激白。前作『ダメ人間』に引き続き、30代~40代後半までの著者の活躍の裏側には、知られざる葛藤があった―。巻末には、文庫化記念企画「小林賢太郎×鈴井貴之スペシャル対談(後編)」も収録。

著者等紹介

鈴井貴之[スズイタカユキ]
1962年5月6日北海道赤平市生まれ。映画監督、構成作家、小説家、タレントと多彩なジャンルで活躍。大学在籍中に演劇の世界に入り、いくつかの劇団を経て、1990年に劇団「OOPARTS」を結成。1992年に「クリエイティブオフィスキュー」を設立。1998年の「OOPARTS」解散後は、タレント・構成作家として『水曜どうでしょう』『ドラバラ鈴井の巣』(HTB)などのヒット番組を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大泉宗一郎

8
『水曜どうでしょう』では本当に寡黙な人で、何を考えているのか傍目にはわからないところもあるのだけれど、この本から僕らは「ダメ人間」ことミスター鈴井の様々な側面を垣間見ることができる。まず文筆家としてのミスター、「どうでしょう」におけるミスター、社長としてのミスター、その他、劇団主宰、タレント、映画監督、夫、父・・・、と数えたら切りがないが、そこにいるのは、いつものひた向きなミスターの姿であり、絶対にダメ人間などではない。散々失敗しているのに、それでも立ち上がろうとする彼の背中には、静かな感動がある。良書。2015/04/06

岡本

6
前作では会社設立まででどうでしょうの事はあまり語られなかったが今作では番組についても少々語られている。但しどうでしょう本では無いのでそれを期待して買った方は残念かも。ミスター個人を詳しく知りたい人にオススメです。そして文庫版限定のコバケンとの対談も必見。2014/03/26

はち

6
社長、こんなことまで暴露していいんですか?としか叫べない一冊。社長になってからの20年、水曜どうでしょう、映画監督、常に迷って常に自己嫌悪と戦い続けた男のあまりに痛々しい自伝。韓国映画留学についてかなりの記載があるのだが、それだけインパクトのある留学なんだろう。2012/08/31

ち~

6
鈴井さんの周りの人のおかげで、才能が認められたのでは?でも、それも鈴井さんの持っている才能があってこそ。「ダメ人間」から読んでみて、天邪鬼・鈴井さんの今後お活躍がますます楽しみになりました。 「水曜どうでしょう」の裏話、とっても楽しかった!!! 2012/08/27

緋莢

5
何をやっても長続きしなかった20代。それでも、妻や周りの人の助けもあり、30代で会社を設立、徐々にTVでの仕事も増えてきて、後に大人気番組となる「水曜どうでしょう」に関わる事に。成功しながらも、絶えず自分のやりたい事や進むべき道に悩んでしまう。タレントであり、社長であり、映画監督でもある“ミスター”こと鈴井貴之の30代~40代後半の姿を描いたエッセイ。2012/09/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5265504
  • ご注意事項

最近チェックした商品