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内容説明
ひとまずの平穏を取り戻した彩たち。〓(み)黒やピリカ、それに玉求の関係性も、少しずつ変化していた。だがそんな彩たちの前に、かつての戦いで〓(み)黒を圧倒し、彩を倒した少女―“人間失核”こと夢壊遊廻が現れる。ゲームの中での殺人に喜びを覚える彼女に対し、あくまで不殺を貫いて立ち向かおうとする彩。そして、彼女と対抗する力をつけるために玉求が出したアイディアは、〓(み)黒・ピリカ・玉求との三日連続デートで…!?「どうしたの魅影くん。人を殺しそうな顔してるね」「よくわかったな、“人間失核”」「うん、よく鏡で見る顔だもの」すべてを飲み込む“歪曲”の渦に、彩たちはどう立ち向かうのか―?プログレッシブ学園バトルアクション第二弾。
著者等紹介
遊佐真弘[ユサマヒロ]
第七回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞。1994年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みたりん
5
魅黒のパジャマ姿以外に楽しみがない。このままずっと彩は不殺を貫けるのか?65点2013/03/27
無銘
3
願いを叶えるゲーム"Over Image"に参加する少年少女の異能バトル2巻目。全てを救おうとする彩の姿勢は完璧に異常者のレベルだが、決してブレずにそれを貫く点だけは褒められる。好きではないが。そして彩の能力覚醒の切っ掛けがほぼ魅黒との実戦のみで、一応修行の名目だった一連のデートにはサービスシーン以外の意味はあったのか、果てしなく謎である。みんな可愛かったから許すけど。2012/08/28
ころん
3
【調整者】になることを拒否し、鬽黒やピリカ、玉求と平穏な毎日を送る彩のもとに、新たな【調整者】である<<人間失核>>夢壊遊廻が現れる。人を殺すことに快感を感じる遊廻にも“絶対誰も殺さない”という気持ちで立ち向かう彩。ここまで徹底してるとむしろ不気味ささえ感じてしまうけど、物語のキーポイントになってると思うから、彩がこれからどうするのかどうなるのか楽しみ。あざといくらいハーレムイベント乱発なのに、“Over Image”では4人とも対等で、それぞれ自分のために戦ってるから、ハーレム苦手だけど苦なく読める。2012/07/13
神代ここね
3
ちょっと驚くほどに展開が早かったです。決して悪い意味ではなく、単純な「予想外」という意味ですが。世界観がこれ以上広がらない以上、下手にグダグダやるよりはよっぽどいいと思います。特に今回の新キャラはここで決着を付けないと「はいはいテンプレ乙」の道しか残らないので。ただ1巻でも思ったのですが全体的な文章がニトロプラスと西尾維新を足して2で割ったような感じになっているので、もう少しオリジナリティと言うか作者特有の雰囲気が欲しいところ。とは言いつつも個人的には好きな感じなので、3巻以降も買うと思います。2012/07/05
水無月冬弥
3
#ラノベ うーん、主人公の異常性がどうもなあ。不殺はいいけど、仲間は犠牲にしてもいいらしいし、なんだかもにょる。最後のバトルも互いにチートすぎて盛り上がりに欠けちゃった気が。2012/06/30