内容説明
ツノメドリのダンピーは“氷の谷”にやってきた、見たこともない「空の色」のフクロウと仮面をつけたフクロウの恐ろしい会話を聞いてしまう。「黒フクロウ…卵が…」“霧の館”のベスは、侵入者の攻撃を受けて、“フールの燃える石”がねらわれていることに気づく。報告を受けたコーリン王は、最終決戦に向けて、大きな決断を下す―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのじつ
11
シリーズ完結。悪の権化とそれと戦う子供、という風に設定をとらえ直すと、やはり少し「ハリー・ポッター」と似ている。この巻で目覚ましい動きをしたのはツノメドリのダンピーで、子供はダンピーの活躍を喜んでいた。ひさびさ登場のカモメのタレ流しにも。エジルリブが居た頃は楽しかったな…(*´-`)この後も新シリーズが続くようです。今度はダイアウルフたちの物語になるもよう。2016/12/18
くっきー
4
とうとうガフールシリーズも完結。ちょっと今巻は今まで以上に展開が早すぎてあっという間に終わってしまったような気がするが、一番納得のいく終わり方でよかったと思う。次は新シリーズでダイアウルフが主人公の物語が始まるみたいだから、そちらも楽しみ。2012/04/27
まりあばんびーな
3
全巻読み終わった…善が悪に勝ったのはよいのだが…予想と違った最後に泣けてしまった…。続編ダイアウルフの物語『ファオランの冒険(仮)』が出るようなので楽しみ☆(これも長編になるのかしら?!)2012/04/25
ronny
2
シリーズ最終巻。黒フクロウが支配する世界を目論むナイラとストリンガー、それを阻止しようと、コーリン王の元に種の垣根を越えて終結する多くの生き物たち。最後の決戦とその結末に最後まで目が離せなくなった。善が悪に勝つという展開は容易に想像がつくのですが、コーリンの決意とその後の展開はまったく予想してなかったので、胸がいっぱいになって思わず泣きそうに。2014/05/05
らぷ
2
最終巻。ガフールに平和が訪れて良かった!コーリンの言葉に感動しましたヽ(;▽;)ノ2013/03/01