和の色洒落色

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 22cm
  • 商品コード 9784840143790
  • NDC分類 593.8
  • Cコード C0095

内容説明

色を知れば、毎日がもっとおしゃれになる。女の子のセンスを向上させるマホウの31色。

目次

第1章 春の色―身につけるだけで、良い香りの女性になれる。(珊瑚色;黄蘗色 ほか)
2章 夏の色―一年でいちばん鮮やかに女の子を彩ってくれる。(瑠璃色;萱草色 ほか)
3章 秋の色―おとなの女性に近づくごとに、似合うようになる。(団栗色;萩色 ほか)
4章 冬の色―重厚な安心感で女性を護ってくれる。(深紅;木賊色 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

51
華やかな色を淡いトーンで全体に散りばめ、色が弾けるようなホログラムでふんわりと優しく発光する表紙に詰め込まれた31色の色たち。珊瑚色のひざこぞう。緑豊かで幸せな萌黄色の風。薄氷のように半透明で銀箔を砕いたような光を抱いた雲母色。日本人の心に咲く桜色。夕闇が空に迫る深く美しい瑠璃色。密やかに緑を抱く青磁色。甘い空気を含んだ胡桃色。四季ある国・日本に寄り添う美しい名前を持つ色たちがとても愛おしい。2014/09/08

ひめありす@灯れ松明の火

38
お気に入りな青磁のドレス。自分の結婚式では着たくないけど、友達のお式になら着ていきたい……と思ったら、先日似た色のワンピースを発見して買っていました。とろりとした色合いが昔弟妹に貰った翡翠のネックレスに似てて懐かしい。きっと西洋人の真っ白な肌より、少し黄色い膚の方が、あの色は映える。黄色いけれど、大切に手入れされたしみのない、きめの細やかな肌を持つ人達。日光を避けるなよやかな指先。翳りの見える睫毛。白粉の匂い。紅を刷いた唇を、あのしっとりと冷たいふくよかな肌の陶器につけたのだと思うと、何だかとても淫靡。2012/05/10

ヒデミン@もも

31
図書館の棚で表紙の女の子と目があった。何回も読み返して手元に欲しくなった。ダ・ヴィンチで連載されていたらしい。季節の和の洒落色に合わせたおおたうにさんのイラストも魅惑的だけど季節ごとのエッセイ枕草子とうにさんのお気に入りの品々の写真の趣味が良いわ〜。瑠璃色は正倉院の紺瑠璃の杯!?、萱草色かんぞうは百合に似て一日だけ咲く別名忘れぐさ!?、鶸色は夜明けの海。雲母は宮沢賢治の「やまなし」って高度すぎるうにさんの想像力❢ちなみに雲母は「きら」 2015/10/23

ひめありす@灯れ松明の火

30
雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載を一冊にまとめたもの。ご本人も他の書籍の中で、あれはいったいどうなるのだろうか……?と仰っており、きっとお気に入りのテーマだったのだろうなあと思います。古典的な淀みのある色合いと、いかにもうにちゃんらしいキラキラホログラムの表紙ととっても彼女らしい本に仕上がっています。女の子もお花も、お洋服も全部彼女らしさにあふれていてすごく可愛い。名だたる文筆家たちと肩を並べての連載で、文章も力入ってますが、できるならエッセイパートもうにちゃんの癖のある文字で読みたかったなと思います。2012/04/28

紫伊

14
見ているだけも楽しい本。色を表す日本語ってとても綺麗。単純にピンク、といっても珊瑚色、桜色、朱鷺色、掻練などなどいろいろ。そして色紹介とセットで可愛いお洋服。今まで身に付けたことない色も身に付けてみたくなりました。個人的に「琥珀色」の長い年月をかけてゆっくり固まってできた色というのにときめきました。琥珀ってとても幻想的。2016/06/01

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