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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リプトン
13
ついにヒロインたちも全員お互いが一大とはニセ彼女だと分かり、修羅場感も出てきて面白くなってきました。一大のことは誰よりも好きだけど友情も壊したくないそんな絶妙なバランスのなかでのヒロインたちが集まってヤルタ会談だの冷戦だのお互いに心理戦を繰り広げ、牽制しつつも自分に有利にしようとする様子が生々しくもよかったです。内容的には真愛メインの話でした。あと、真愛のメイドの檀さんはヒドイけど濃いキャラでしたね(笑)。最後の引きからも次巻が気になります。2013/03/26
humbert_2
9
主導権が主人公から女の子に移り、前巻までとは方向性が変わってきた。「いかに友情を維持したまま他の女の子を出し抜くか」という頭脳戦がやっぱりこの巻の魅力だと思う。不利になるとわかってても手を抜かずに一大に刷り込みを行う早少女さんが健気すぎてやばい。ゆーて真愛さんの巻。パッと見、真愛さんがほかの人の逆転が厳しいくらい独走してる気がするのはどうするんだろう。これからに期待。他の人に気取られずにニセじゃないって直接宣言した人が勝つ気がするけど違うのかな。いや、それが難しいのか。2012/05/03
ころん
9
やっと修羅場きたー!でも想像していたより穏やかでちょっと拍子抜け。女の子3人は互いの事情もニセ彼女ってこともわかってて、主人公だけがまだ気づいてないっていうのが面白い。ガールズトーク・タイムの緊張感が楽しいな…!まさに冷戦状態。女の子超怖い。今のところは真愛が優勢、鷹奈がなんとか追いつこうとしている状態?でもラストの早少女の行動が大きな影響を与えてきそうで楽しみ。2011/11/29
王蠱
8
どいつもこいつも自分勝手ばっかり、醜悪すぎて反吐が出る。ヒロイン勢の情報共有から一気に修羅場度が増したわけだがいやぁ本当にこいつらよくここまで自分の気持ちに素直になるでも相手のことを考えるでもなく動けるなと悪い意味で感心する。恋心を自覚しているにもかかわらず「友達だから」てな理由で冷戦状態に突入するとか本当にタチの悪い生ぬるさが全体にある。戦う覚悟も傷つける覚悟も大切な相手を失う覚悟も、どれひとつとして持てていないのに「友達だから」で済まそうとする愚かさと滑稽さと来たら・・・2013/10/09
シュエパイ
8
あぁ、ついに偽恋人同士の関係がばらされて、彼の代わりに彼女達の間だけの修羅場が始まりました、と。婚約者問題の解決に皆であたる(ただし彼だけ知らず)の巻。安定した冷戦状態が築かれようとしつつ、最後に爆弾投下、っ戸。うん、順調に楽しげで良いよい。何か3人で話してるシーンの緊張感のほうが、よっぽど楽しくて良いかもw2011/11/27
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