内容説明
結婚・第三の選択。結婚後、夫婦ともに女性側の苗字を使用すること。婚姻届の「婚姻後の夫婦の氏」で「妻の氏」を記入するだけで実現する。女性主導の夫婦生活を目指す場合に選択されることが多いが、女性側の親との養子縁組を前提とする、従来の「婿養子」とは明確に異なる婚姻形態であり、現在、増加傾向にある。
目次
第1章 なぜ、結婚できない男女が増えているの?(今の結婚スタイルは50年前のパラノイア;「男の甲斐性」はすでに幻想 ほか)
第2章 「女姓婚」のメリット(結婚本来の意味とは?;女性側のメリット ほか)
第3章 「女姓婚」の成功例7(会社が倒産し、年収が半分以下に!;“看板娘”の重責を背負う女性シェフ ほか)
第4章 素晴らしい結婚をするための7つのルール(「結婚する」という決断をする;「結婚」の本来の意味を知る ほか)
著者等紹介
伊達蝶江子[ダテチエコ]
1996年にボランティアで始めた独身者のパーティをきっかけに、結婚業界に参入。出会いから結婚までのプロデュースを手がけるブライダルプロデューサー。多くの結婚カウンセリングを手がけ、500組以上の成婚を実現。特に婿養子サポートセンターは、日本で初めての婿養子マッチング専門サービス。一男一女の母でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒロ@いつも心に太陽を!
18
そうだよね。別に結婚したら相手(旦那)の姓を名乗らないといけないってことはないはず。名前が変わることで「結婚した」って幸せ感じる女性もいるのだろうけど私は自分の名前好きだし。結婚は両方の親からの自立であり二人で助け合って新しい家族をつくることって考えるから別に旦那さんに養ってもらおうとか思ってないし《女性婚》というカタチは大いにありかも!!でもなんだかんだと《女性婚》のよさを述べつつも結婚を決めるにあたり一番大切なのは「親に反対される結婚はしない」ことらしい。私もそう思う(*^□^*)!!!2011/09/20
香菜子(かなこ・Kanako)
5
女姓婚、著者の伊達蝶江子先生は結婚の際に女性側の姓を選ぶことを女姓婚と定義しています。姓・苗字を変えたくないから結婚しないという選択をしている女性も世の中には多いから、女姓婚や事実婚という選択をするカップルが増えるかもしれない。でも、そもそも夫婦別姓が日本でもきちんと認められるようになれば、女姓婚にする必要もないのにとも思います。2017/08/11
ybhkr
3
実は結婚願望がない時代、もし結婚することがあっても私の苗字がいいなぁ」と思っていました。けっこうめずらしい苗字なのでもったいないかなあと思って。しかし両親が亡くなり墓問題がやってきて、もうぜんっぶオミットしたいーーと思ってからは自分の苗字を捨てたくてたまらなくなったのです。結婚願望と苗字というものの微妙な心理は人それぞれ。時期それぞれ。もともとお嫁には行くものでなく、新しい戸籍を二人で作るもの。だからこそ案外大事なテーマなのかもしれない。2014/10/17