- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > メディアファクトリー新書
内容説明
あなたは「日本の校則は厳しい」と思っていないだろうか。教育がある以上、世界中に校則は存在するし、それぞれの国情を背負った「厳しい校則」「妙な校則」もいくらでもある。本書では、「マイナス18℃以上の日は外で遊ぶこと」など、世界19ヵ国の「それホント!?」的な校則を多数紹介。各国の思想や事情を楽しく学んでいくうちにやがて「日本の常識」の奇妙さも見えてくる奥深い一冊。
目次
はじめに 煙たい校則の見方が変わる!?
第1章 生徒心得
第2章 校内でのふるまい
第3章 持ち物
第4章 登校
第5章 その他の留意事項
おわりに 日本の校則、ここが足りない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
21
厳しいというよりは、お国柄が表れている。仕事でも同じことを感じるが、海外、特に欧州の規則は非常に具体的。日本のほうが抽象的で「こういってるからこれも適用されるよ」とという考え方は海外では通用しない。2014/05/22
ヨクト
16
世界の校則にはユーモラスで面白いものから、人種・民族・宗教といったデリケートな問題、そこまで厳しくしなくていいだろうと思うものまで多種多様のものがある。国によってすごく国民性というか、お国柄がうかがえる。「盗撮や罵言・差別用語を用いることは、微罪ではなく、刑法201条に抵触する(ドイツ)」とかインパクトがあっていじめ抑制に繋がりそうですね。「恋を語り合ってはならない(中国)」は可哀想ですね。恋バナがなかったら学生にどんな話題があるだろうか。世界の制服のイラストも載っていて結構おもしろかった。2013/05/14
はね
9
「-18℃以上の日は外で遊ぶこと。」以前、何かの書評でこの一文を見てからずっと気になっていた本。一体どんなトンデモ校則が載っているのかと思ったら…。文化が違えばルールも違ってくる、という内容の本でした。それはそれで興味深くはあったけれど。2016/02/13
Humbaba
9
規則には,それぞれ意味がある.ただその文言だけを読んでいるとわからないことであっても,時代や環境といったファクターを重ねて見れば,必要であるということが理解できるようになるだろう.2011/12/13
Mayuko Kamiwada
6
日本だけでなく、海外にだって学校はある。そこは日本同様に校則だってある。では、海外の校則ってどんなものがあるのか知っているだろうか。日本全国でも変わった校則はあるけれど、海外ならではの校則が本書で紹介されている。例えば、ドイツのある学校では「休日に宿題をしてはいけない」やアメリカのある学校では「枕と毛布を持ち込んではならない」などその国ならではの校則がある。なぜそのような校則なのかは国の文化が関係している。この本を通して、海外の文化に触れる機会にもなる。2024/10/08