空想科学文庫
ロボットの天才

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840139205
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C0150

内容説明

ロボット「エボルタ君」や「クロイノ」などで、国内外から注目を集めるロボットクリエイター・高橋智隆。設計図は引かず、技術開発からデザイン、製作までたった一人で行う「ロボットの天才」である。本書を読めば、美しいロボットを生み出す驚異のモノ作りと、常識にとらわれない男の思考術がわかる。

目次

はじめに 未来を呼び醒ます男―高橋智隆はロボットの天才である
第1章 ひとりロボット工場―ロボットクリエイターという仕事
第2章 ドロップアウト―就職活動の失敗がスタートだった
第3章 2度目の大学時代―京大で見つけたロボットという夢
第4章 ロボ・ガレージ始動―産学官連携の追い風の中で
第5章 世界への挑戦―日本代表サッカーロボット・王者への道
第6章 加速するロボット開発―次々と生まれるロボットたち
第7章 エボルタ君とロピッド―その後のロボット開発
第8章 明日、ロボットがやってくる―一家に1台、ロボットと暮らす未来
おわりに ロボットが家にやってくるその日に備えてください

著者等紹介

高橋智隆[タカハシトモタカ]
ロボットクリエイター。1975年、大阪府生まれ。立命館大学産業社会学部・京都大学工学部物理工学科メカトロニクス研究室卒業。ロボカップ世界大会5年連続優勝。米TIME誌の「Coolest Inventions 2004」やポピュラーサイエンス誌「未来を変える33人」に選ばれた。TBS『情熱大陸』他、多数のTV番組に出演。乾電池CM企画にて、「エボルタ」がグランドキャニオン登頂、ル・マン24時間完走(ギネス世界記録認定)、東海道五十三次走破に成功(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

斑入り山吹

6
タイトルに自らを天才とつけるだけのことはある、色々な意味で。多少のことを言っても許されることをしているからね。いっそ気持ちの良いビッグマウスで、ツイッターをフォローしてしまったよ。まだ若いし頭はいいしぼんぼんでイケメンで、ほんと嫌味な方だ。彼のロボットはデザインがいいんだよねぇ。それは素人にもインパクトが強い。もの作りとしての革新もいろいろあるようだけれど、素人は、残念ながら、へぇ、という感じ。業界を引っ張っている、という自覚があるようだから、これからの日本もよろしく!でこの本だが、疾走感がいいよ。2012/02/25

ふぉーく書店 読めない人の本屋さん

3
10年以上前の書籍にもかかわらず、ロボットへの情熱や想いがページを捲るたびに押し寄せてくる本作。 ロボットクリエーターである高橋さんの決して平坦ではない経歴が、自身の言葉とともに綴られているので内容がスっと染み込んできた。 ものづくりに携わる全ての人に刺さる1冊2019/11/13

シュエパイ

3
おぉ、エボルタくんって、この方が作ってたのかー。モノコック構造だの、ロール軸だの、自由度だの、大学で学んでた要素が目一杯あふれてて、すっごく懐かしくてほわほわした気分で読んでました。うちの研究室、ロボットの中でもヒューマンインタフェース系だったから、直接こー言うかわいいロボットは作らなかったなぁ(もちろん、見た目が大事なのはインタフェースなんだからわかるけど)。「人間と機会の間のデザインのロボット」という捉え方がある、というのは、言われてはっと気がついたかも。2011/06/06

たけの

2
ロビ作成を思い立った流れで見つけた本。勝手に高橋さんを身近に感じられた笑っこんな風にワクワク働きたいなと(*´-`)そして国宝に!2013/02/20

4545

2
高橋智隆はロボットの天才だと思った。「両親もそうだが、私の親族にはやたら京大・東大卒が多い。」って、どんな一族だよ。やっぱり持って生まれた物なんだろうなぁ。2011/12/03

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