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ターシャが愛した花の名前

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784840139090
  • NDC分類 627
  • Cコード C0076

内容説明

本書では、1989~1995年、2006~2007年に撮影された庭の写真を手がかりに、ターシャが好んで植えていた花の名前を可能な限り(約250種)紹介する。植物名の特定には、ターシャ自身の情報のほか、家族や庭師のジェナ・コネスコ氏の協力を得た。

目次


夏の初め
夏の盛り
夏の終わり~冬
夜が明けると、新しい色や形が生まれているの!(セス・テューダー;マージョリー・テューダー)
自由な発想のターシャの庭(ジェナ・コネスコ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陽子

30
オールカラーでターシャの庭に咲いた花が四季を分けて掲載されている。こんなにおばあさんなのに、これだけ広大な庭をこまめに手入れをし、配置等を考えながらアートし続けたのかと、ただ驚くばかり。それは全く苦にならない作業だったという。知っている花、見たことがない花。美しい。 ターシャが亡き後、可愛がっていた花が力を失っていったというのは、花々もターシャの愛情を充分に感じていたからなんだろう。「無限の闇が広がる夜が明けると、前の日にはなかった色や形が生まれている。どこから生まれたのかと思う」含蓄のある言葉だな。2020/01/09

メイ&まー

24
タイトル通り、ターシャのお庭に咲いている花を写真つきで紹介。あれだけ広大な庭のこと、もちろんこれはごく一部なんだろうね。彼女が亡くなった今、庭はどうなっているんだろう…と思っていたら、庭師さんたちができる限り手を尽くしてきれいにしているそう。前に見た映像で、そろそろこの庭を天に返す準備をしているのよ、というようなことを言っていて気になった。自分がいなくなったあとの庭について、どんなことを考えていたのかなあ。2014/06/16

やどかり

20
多種多様な花々が季節ごとに咲き乱れ、見ているだけで、目の保養になる。自然に任せている部分もあって、作られすぎていないところがいい。庭はもちろんきれいなのだけど、ターシャの花の生け方が大胆できれい。2016/04/09

りるふぃー

14
男性庭師のポールスミザーさんの庭と比べると、明らかに女性らしい庭。規模が普通の日本の庭とは比べ物にならなそう。香りが立つように工夫されていたり、小鳥を誘うように植える場所を選んでいたり、同じ組み合わせの花を石畳沿いに繰り返し登場させてリズムをつけたり、背の高い花をたくさん使ってアクセントにしていたり、園芸の勉強になりました。ターシャさん、絵本作家でもあるので、センスがよい。ナチュラルガーデンかと思っていたら、結構ミーハーに、大好きなお花を全部詰め込んだ、女の子の夢の宝石箱みたいなお庭でした!2019/01/16

ねね

12
NHKで数年前に特集を組んでた「ターシャの庭」ひと目見た時から、その庭の虜になりました。季節ごとに表情を変える庭、咲き誇る花々、雪の中芽吹くマツユキソウ…。雑草さえも素敵に配置され、調和の中にある彼女の花の名前を知れる本。クラブアップルと黄色のバラ(ロサ・ハリソニイ)、ご自慢のタチアオイ、椿に菊、水蓮、アザレアが特にお気に入り。眺めているだけで、うっとりできます。もう彼女は居ないし、庭はその都度一度きりだけど、こうして残された本があるのは幸せな事です2014/06/03

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