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内容説明
1着のブラックドレスで365通りの着回しができる!1年間同じ服を着続けてインドに学校を建てた女の子―シーナの記録。
著者等紹介
マテイケン,シーナ[マテイケン,シーナ][Matheiken,Sheena]
アイルランド生まれ。インドで育ち、現在はニューヨーク在住。パーソンズ・スクール・オブ・デザインで学び、デジタル・デザインの教鞭を執る。その後、有名広告代理店のクリエイティブ・ディレクターを経て、ユニフォーム・プロジェクトを2009年5月に立ち上げ、その活動によって2009年、エル・マガジンのウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。現在、ユニフォーム・プロジェクトをさらに進め、社会のサスティナブルな革新のために日々、活動中
小野アムスデン道子[オノアムスデンミチコ]
大阪大学文学部国文科卒。リクルートで情報誌編集長を経験した後、メディアファクトリーにて『ロンリープラネット日本語版』の翻訳マネジャーを務める。現在はフリーで旅行、ライフスタイルなどの執筆と編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
75
2016年653冊め。インドの子どもたちに教育の機会を与えるため、1年間黒いドレス(同デザインの7着)を着まわして寄付金を集めた女性の、365日間の記録。1年間の取り組みでの寄付金により287人の子どもが就学できたというニュースを2010年当時に知ってずっと興味を持っていた一冊。惜しいのはこの表紙からは中身のおもしろさが伝わらないところ。私は平日は4着を着まわして仕事をしているのだが、日本の勤め人としては実際はこの本のようにはできない。しかし使い捨てや大量購入・消費を考え直すよいきっかけになる。2016/08/31
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
41
一着のブラックドレスで一年365日アクセサリーなどで変化をつける様子をインターネットにUPし、インドの子供たちのために学校を建てるチャリティー企画を考え実行に移したシーナの情熱と行動力がすごい。身に着けるアクセサリー類も新しいものは買わず、古着や寄付されたものを。エシカル/サスティナブル(持続可能な)ファッションという考え方があるというのも初めて知った。日常の着回しとしては職業を選ぶとは思うけれど、見ているだけでもとても楽しい。2016/05/14
旅猫
6
着まわしの参考に、くらいの気持ちで読み始めたけれど、コンセプトのしっかりしたプロジェクトだったことに驚き。そして「新しく買う」んじゃなくて、リサイクルやリユース、寄付を上手に使うところがミソ。2013/08/09
くさてる
6
題名の通りの本。しかしそれがなんと楽しいことか。ベーシックな黒いドレスに様々なアレンジを加えた姿で365日を過ごすこと。それによって「スタイリッシュである為にはいつも新しいものを買う必要はない」というメッセージと、毎日更新されるその姿を提供することによって、貧しい子どもたちに教育を提供する基金への寄付につなげることを目的にした女性によるウェブサイトを書籍化したもの。そこに含まれるアイデアの自由さ、可愛らしさとエレガントさを十分に楽しませてもらいました。2011/12/24
にゃま
5
シーナのルックスが絶妙。小柄らしいけど、スタイル良し。顔小さくて、足がまっすぐで長い。羨ましい。インド系なのか褐色の肌に大きい目。エキゾチックで小動物みたいな可愛らしさ。アバンギャルドな装いが良く似合います。目の保養になって楽しい。2018/09/20