ＭＦ文庫Ｊ １０１番目（ハンドレッドワン）の百物語〈３〉

サイトウ ケンジ【著】

メディアファクトリー（2011/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 259p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840138529
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。都市伝説『ベッドの下の怪人』の噂に怯える詩穂先輩の姿を見て、モンジは、「じゃあここは俺が先輩の家に泊まりますよ、なんちゃって！」「ほんと！？モンジくん一緒に寝てくれるの！？」―そんなわけで、一之江や鳴央・音央の姉妹といった美少女たちとともに、一人暮らしの先輩の家でのパジャマパーティーに招かれることになったモンジ。さらに、新たな『主人公』の存在も明らかになり…？サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ第三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とら]

メタ的な語り部から始まり、まあ正直今までは幕間みたいなものの存在が謎すぎたのだが、その説明が途中で挟まれたので段々と仕組みが分かってきて、純粋に物語の面白さに触れることが出来るようになって、更に楽しくなってきた。あとこれもいつものことだけれど、キャラクターに慣れてきたっていうのが一番強いかもしれないね。性格についていけるようになったというか。うむ、やはりこの作品は侮れない。ありきたりっちゃありきたりな話なのだが、単純なだからこそ、シンプルだからこそ、定番だからこそ、難しいのだと思わされる。続きに期待です。

2015/09/23

[燃え尽きタコ]

記憶にあるよりキリカが献身的な名サポーターだし、モンジは一之江をめっちゃ特別扱いしてたし、一之江のデレ描写が意外とある。 次の巻は妹編だっけ？割とここから7巻までが記憶に無いというか、最終巻の印象が強すぎるというか。

2024/07/09

[コリ]

安心の面白さ。そしてモンジかっけー！超燃えた！やっぱ主人公はこうでないとね。ヒロイン達も大活躍。後半しか出番が無かったけど、相変わらずキリカの存在感が凄い(笑)個人的に注目してた鳴央の出番も増えてて大満足。そして衝撃のラスト。まさか〇〇がこんな形で絡んでくるとはなぁ…。とりあえず表紙の鳴央ははいてないっていう認識でいいのかな？(笑)

2011/03/27

[カインズ]

【主人公】ライバルの登場や、モンジが仲間を守ることを意識するようになる等、見所豊富な巻。ライバルが単なるかませではなく、しっかりとコンビネーションを組んでいるという所が良い。かなりの苦境に立たされるも、流石のキリカさんでした。今まで、戦闘でこれといった特殊能力を持たなかったモンジが活躍する様は新鮮。イラストも力が入っていた。妄想イラストを見開きにするなんて初めて見ましたよ、私は。理亜のイラストも冷厳な雰囲気を漂わせていて素晴らしい。

2011/08/18

[王蠱]

遂に主人公が本格的な戦闘能力ゲット！・・・なんだけど敵さんともども今回はいつも以上に言動が厨二っぽいの多めでシリアスな展開なのは理解できるが読み手としては微苦笑の連続だったｗメリーさんとターボ婆さんの組み合わせは他作品で思い入れが深すぎて「お前らなんかまだまだだぜ？」みたいな自分でもわけわからん上から目線になってたり（苦笑

2013/05/28