アネモネ探偵団〈2〉迷宮ホテルへようこそ

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840138505
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

実生女学院に通う、中学二年生のあけびの家に、脅迫状が届いた。「言うとおりにしなければ、不幸が襲いかかる」。あけびは、それから数日後、親友の智秋と巴と共に、森小路ホテルへと向かった。そこで起きた事件とは―?迷宮ホテルでまきおこる事件と、怪しい人影。キラキラ・ガールズミステリー。

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒。1993年『凍える島』で第四回鮎川哲也賞を受賞。2008年『サクリファイス』で第十回大藪春彦賞を受賞。本屋大賞二位に。ミステリーを多く出版しており、『アネモネ探偵団』シリーズは、初めての児童向けミステリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

87
本作では学年が1年進級してあけびが主役。本作でもやっぱ男子は・・・。2017/09/29

ゆみきーにゃ

59
《図書館》シリーズ第二弾。今回の主役はあけびちゃん、そして家族のあり方について。子どもは心がキレイで本当に可愛い。眼鏡くんとカメラくんの暖かい関係が好きだな。2016/09/30

雪紫

56
脅迫状などの真相は読めやすいけどそれぞれの心は複雑。そしてホテルの描写や朝食シーンが魅力的過ぎてそっちに気を取られる・・・!2023/06/23

ぶんこ

39
少女の頃って、シティホテルに憧れました。 この本を読んでいる少女達のワクワクぶりが目に浮かびます。 ホテルのプール、ルームサービスの朝食、憧れの場面満載と思ったら、あとがきを読んで、著者も憧れていたと知りました。 見た目、甘くて小さいフワフワのあけびさんが主人公。 しっかりしているので、かえって切なくなりました。 2014/06/05

nyanco

35
Part.1ではあまり良い印象がありませんでした。セレブの部分にスポットが当たりすぎていて24万のPCをポンと買ってしまうあけびは特に印象悪かったんです。わざわざ近藤さんがジュニア向けミステリーなんて書く意味があるのかしら…とまで思ったのですが、本作はとてもまとまりが良く、特にあけびちゃんが本当に良い子で…。脅迫状の原因となった写真の謎を語るあけびちゃんのシーンは最高。可愛い双子ちゃんが出てきたり美味しいスイーツの話があったりとジュニア世代の時に、こんなお話しを読めたらいいな~と感じました。 続→2011/03/21

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