最期のときを見つめて―ターシャ・テューダーの言葉 最終章

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840136501
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0095

内容説明

いつまで生きるかは、運命で決まっているのね。それなら賢く生きるしかないわ。92歳でこの世を去ったターシャの最後の日々と言葉。2007年1月~2008年6月(逝去の月)までの家族との対話。

目次

二〇〇七年春~夏
二〇〇七年秋~冬
二〇〇八年一月
二〇〇八年二月
二〇〇八年三月
二〇〇八年四月
二〇〇八年五月~六月

著者等紹介

テューダー,ターシャ[テューダー,ターシャ][Tudor,Tasha]
1915年、アメリカ、ボストンに生まれる。9歳の時、両親が離婚。父の親友の家に預けられ、その家の型破りな気風から大いに影響を受ける。15歳、学校をやめ、一人暮らしを始める。23歳、結婚。30歳、ニューハンプシャーの田舎に越す。4人の子供(2男2女)に恵まれる。42歳、“1 Is One”がコルデコット賞オナーブックに。43歳、離婚。56歳、さらなる田舎、バーモント州の山奥に18世紀風の農家を建てて、一人で暮らし始める

食野雅子[メシノマサコ]
国際基督教大学卒業。サイマル出版会をへて翻訳家に。4女の母。ターシャ・テューダーの本をはじめとして訳書多数。後進に翻訳指導も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

41
ターシャがお亡くなりになる1年前からを1枚の写真とともに、ターシャの短い言葉で綴られていました。両親の離婚で9歳で知人宅に預けられ、15歳で自立という簡単な紹介文を読んだ時にはショックでしたが、この本では預けられていたグウェンさんと娘のローズとの生活は「生涯最良の出来事」と書いてありました。また孫のウィンズローと、その妻エイミーはテレビでもターシャに寄り添っているのを観ていただけに感無量。エイミーは素朴で笑顔の素敵な方。最期まで介護された友人で看護師のケイトさん、お料理上手だったのが嬉しい。2022/04/20

はっぱ

30
ターシャの子供の頃とか過ごして来た日々、暮らしの様子が、手に取るように分かった。晩年、子ども夫婦や孫夫婦、世話をしてくれる人達の助けを得て、我が家で過ごすターシャ。 いつも、まわりの人たちに感謝の言葉を口にするターシャ。 ターシャは、自分の人生を生き切ったのだなぁ。人の人生の重み、感無量だった。 あとがきの「母、ターシャ・テューダーのいない日々」は、胸が一杯になった。自然を大切にし、生きていることを楽しむ生き方、考え方。 ターシャの生き様が、素晴らしい。2016/02/02

kanki

24
庭、リスの前に、小鳥が木の実を食べに来る。生の不思議、命の美しさ、自然の豊かさ。幸せな生き方2022/10/18

鴨ミール

23
ターシャさんの親が離婚していたり、ターシャさん自身も離婚していたとは知らなかった。最期の時まで自分の思うような生活が出来たのは、そこに至るまで妥協せずに信念を持って生きてきたからに違いない。2015/08/02

橙夜(とうや)📚

17
こんなふうに、周りに感謝することを忘れず最期まで生きていきたい。2017/04/16

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