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内容説明
孤児のエイミーとダンは、ケイヒル家の遺産相続人候補となり、世界中に隠された39の手がかりを探す旅に出た。両親が残した手がかりを追って、エイミーとダンはオーストラリアへ飛ぶ。そこでエイミーは、両親が死んだ夜のつらい記憶を少しずつ取りもどしていく。一方、カブラ兄妹の母親イザベルもレースに参入し、両親の死の秘密をちらつかせてエイミーに近づく。交錯する陰謀と危険の中で、エイミーとダンは本当に大切なものを失ってしまう―。
著者等紹介
ワトソン,ジュード[ワトソン,ジュード][Watson,Jude]
スター・ウォーズのジュニア小説シリーズで名高い人気作家。2008年には、本名のジュディ・ブランデル名で書いた小説『ホワット・アイ・ソウ・アンド・ハウ・アイ・ライド』で、ナショナル・ブック・アワードの児童文学賞を受賞している。アメリカ・ニューヨークで、夫と娘とともに暮らす
小浜杳[コハマハルカ]
1973年横浜市生まれ。東京大学英語英米文学科卒。書籍の翻訳以外に、映画字幕翻訳も手がける。横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加野桃花
8
イリーナが・・・・最後の最後でいい人に・・・これからどうなる 2013/11/28
yumiha
5
このジュードワトソンさんの巻が好きだ。ただのアクションだけではなく、エイミーの戸惑いまで味わえるから。両親の死は、自分の不用意な一言のせいだったのではないか?と悩み、ダンにすら本当のことが言えない。わかる、わかる。そんなことってありますもん。また、主要ライバルの死もあり、ページ数が多いだけでなく、中身も濃い。2010/09/30
レモン
4
オーストラリアでは父と仲の良かった叔父との冒険。カブラ兄妹の母イザベルは強烈!そして、インドネシアでは悲しい出来事も…エミリーとダンの父母についても真相が解りかけてきているし、身近な人物への疑いも出てきて面白くなってきた!2014/08/23
れじーな
4
まさかのイリーナの退場に呆然としました。何となくですが、人が死なないシリーズだと思っていたようで、非常に衝撃的でした。こういう退場をするのは、アリステアおじさんが先だと思っていただけに余計に、です。代わりにカブラ兄妹の非情な母が登場して、兄妹の陰が更に薄まったのが残念ですね。2014/05/05
雫石
4
エイミーとダンは両親が残した手がかりを追ってオーストラリアへ。父のはとこであるシェプおじさんの協力を得て旅を続ける中、エイミーは両親が死んだ夜の記憶を少しずつ思い出していく。また、カブラ兄妹の母親も加わり、今まで以上に危険なレースへと変わっていく――。物語の後半部分を読んでいる最中、まだ読み終わっていないにも関わらず、次の巻の登場人物を確認してしまった。アリステアの件もあるから! と思ったけれど、本当に退場なんだ……切ない。そう言えば一巻で早々に退場した三つ子がいて驚いたけど、出番はあれだけなのかな……。2013/11/13