MF文庫
蒼きサムライ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840132275
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

時は江戸、幕末の世。元服したての秀太郎は、決して結ばれない幼なじみへのひそやかな恋心に悩んでいた。そんな折、剣術の師匠でもある彼女の父が、無法者に襲われ大怪我を負う。不可解な点を探るうち、対立する道場の存在が浮かぶが、どうやら兄弟子が関わっているようで…果たして秀太郎は、道場の誇りを守ることができるのか。そして一途な恋の行方は。

著者等紹介

福田栄一[フクダエイイチ]
1977年、愛媛県生まれ。2003年、『A HAPPY LUCKY MAN』で光文社よりデビュー。ミステリー、青春小説、コメディ、文芸と、作品を多彩に書き分ける才能で注目を浴びる期待の新鋭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

27
さくさくと♪青春なのかな?幕末でも。最後の後添えさんって(@_@)確かに解決策になるかもよね、不確定要素多すぎだがね。その後のお話しあったらいいなぁ。2016/08/19

たこやき

9
「……で?」読み終わって、思わず、そう呟いた。元服したての、初な侍である秀太郎が、ごろつきに敗れた師範の名誉を守るために、というのはわかりやすいのだが、桜田門外の変の直後、なんていうのは本筋に全く関係のないミスリードのために用意された設定だし、和之介辺りについては全く背景が描かれず。キャラクター小説としてはまずまずだが、全体を通せば物足りなさが勝る。過去に読んだ著者の作品の中で、最も「ガッカリ」と感じた作品。2011/03/16

akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会

6
時代ラノベ小説(なんてジャンルあったっけ)?。設定とか、試合(立ち合い)のシーンは悪くないのに色々惜しい。皆さんご指摘の「言葉遣い」はもちろん、どう考えても江戸城下っぽいのに江戸じゃないならどこ?とか、和之助さんの「謎」も解明されず、秀ちゃんと凛はどーなる等々。。。もしや続きあり?2013/03/27

zazo嶋

6
珍しく(?)時代ものの作品。とは言えかなりライトな時代ものでほぼ現代小説の展開を幕末という時代設定に置き換えてあるようなもので、歴史ものという印象は薄い。逆に言えばこのストーリーや展開を現代ものでやってもほとんど作品として成り立たないのでは...?というくらいに軽いw。このところライトな歴史もの...流行ってますものね。  ディープに歴史ものを読むには結構物足りないし、福田栄一氏の今までの作品を期待し読んでも物足りない...という正直残念な感想になってしまいます。巻末の歴ドルの解説も...痛々しいw。  2010/04/30

本多

5
図書館:主人公のまっすぐさに好感が持てました。しかし大分軽い時代小説といった感じで、かっちりと固い時代小説を読みたかった私には物足りなく感じました。2012/06/19

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