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内容説明
早川牧生はK中学の2年生。ある日牧生は、幼なじみである唯と琴美に「運命の相手」を見つけるという占いをさせられる。その占いで細工をした牧生は、いるはずのない「運命の相手」を探しに学校の裏庭へ向かうことに。そこにいたのは、校内でも有名な美少女だがクラスに馴染まない不思議な少女・中山りあだった。切なくも優しい、ファンタジックストーリー。
著者等紹介
清水マリコ[シミズマリコ]
劇団「少女童話」主宰。1月生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はらぺこ
35
想像したのと違った。タイトルと裏表紙の粗筋から『スターウォーズ』とか『ウイングマン』を想像したんやけどなぁ・・・。何がファンタジックストーリーなんやろ? 会話部分以外で「ヨシオ」って呼び捨てになってるのが嫌な感じがした。多分、状況説明なんやろうけど、主人公がヨシオを心の中ではバカにしてるように感じる。2011/10/28
くろり - しろくろりちよ
11
「嘘」シリーズ三冊目。シリーズ物だとは知らずに、ここから読み始めてしまったものだけれど、一冊完結として十分に読める。幼馴染の四人の中学生と、そこに入り込んで来た悪魔と呼ばれる少女・中山りあ。りあの存在で、四人組の本当の絆はどこにあったのか、それぞれの想いはどこに行ってしまったのか気付いていく。りあ自身も過去のトラウマと向き合って、呪いに縛られた庭から抜け出す。登場人物の個性が活かされ切れていないのと、ありがちなストーリー展開。物語全部が嘘の庭だったんじゃないかと思わせるような。2011/12/01
吉野ヶ里
10
なんか読んでて恥ずかしい気持ち?みたいなのを感じました。わわわわわー、みたいな。なんというか青春な感じで羨ましいですね。はい。私に幼馴染みとか親友とかがいなかったからでしょうけれど、むかつきました。はい。あと脇役がショッカー戦闘員みたいに扱われてて、どっちかっていうとそっち側の私的に辛いっていうかなんというか、落ち込みますよね軽く。タイトル良かったから期待したのに、あんまり楽しめなかったです。どこがって言うより全体的に足りなかったかな、と。作家は自分の書く文章に照れたり臆したりしてはだめですね。2014/10/23
F
8
タイトルが印象的なので手に取った作品。幼なじみ同士の中学生四人組+風変わりな美少女。占いがきっかけで主人公に絡むようになってきたこの少女にはある秘密があって・・・。登場人物に合わせたのか、お話も中学生向けです。劇的ではない分やさしいお話、秘密が明らかになる時、ちょっとだけホロリときました。2010/03/10
海星梨
6
おい、これもKUで読めるじゃねーか。サラッと読めるものを図書館で探して借りてきた一冊。あそこの図書館、電波入りにくいんで、サブスクとかチェックしながら棚見れないんだよなー。新文芸としても通用するラノベの新装版めっちゃ多いよな最近。サクッと読めたけど、親和性はそこまで高くない。三部作の三作目らしく。ほかもKUで読めるみたいなので、気が向いたらサクッと読む。2024/07/27
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